マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

日本いけばな芸術展3

2022年11月18日 | イベント・行事



今日のフォト。 独身の頃、未生流の生け花を習っていました。
枝ものをこのように曲げて、生けたことがあります。


もう少しというところで、ポキンと枝が折れて。
何でもかんでも、むやみやたらはいけないと。
ここでは、さじ加減ということを学びました。


友人にチケットをいただいて
「日本いけばな芸術展」に、行って来ました。
シリーズの続きです。


2022年10月26日~10月31日。
大阪高島屋 7階グランドホール。






            









専慶流(3人の制作)




菜の花色や、若草色。
華やかな生け方で、春を思わせてくれました。









華道真養未生(1人の制作)




緑の葉は、風の表現?
そんな中、向日葵が咲いて。
夏のイメージですね。









御室流(3人の制作)




ケイトウも真っ赤です。
鈴なりの紅い実。
錦秋の彩りです。









石田流(1人の制作)




精いっぱい熟したら、地上に下りて
人間が収穫する。


晩秋を思わせる、アレンジです。









草月流(5人の制作)




5人での大作。
枝ぶりにも、5人の作家さんの想いが
込められているのですね。


季節は、冬隣。









峯月流(1人の制作)




帯とコラボの生け花です。
下に、キラキラを散りばめて。
素敵な感性ですね。









御室流(3人の制作)




たった2色で、秋を表現。
人間はどうしても、足し算をしてしまうのに。


煩悩があるから、美しい色を
ついつい足してしまう。


たった2色で、秋を表現。
フォックスフェイスが、可愛い。


かごの中から、狐さん。
狐の行列、秋散歩。









未生流(5人の制作)




力任せに曲げては、ポキンと折れる。
少しずつ少しずつ、優しく優しく。









佳紅流(3人の制作)




生け花というか、遊び心が満載です。
このようなアート、思いつきません。
素晴らしい表現です。


観た人が自由に、お題を付けるとしたら
千差万別、面白いお題が付くことでしょう。









副会長 池坊専好さんの作品




白樺に、紅い実と芒と緑。
花器も真っ白。


「静寂の中の秋」
そんな雰囲気です。




日本いけばな芸術協会は
今年 創立55周年を迎えます。
常陸宮妃殿下が、名誉総裁です。


600人以上の作家さんで、166作品。
前期と後期の生け花展だったので、作品数は2倍。


一部しかアップすることできませんでしたが
「日本いけばな芸術展」のブログは、これで終わりです。
美しい世界を拝見して、心が豊かになりました。









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