マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

ウォーキング(2024.1108 丸山古墳・聖天山古墳・地蔵尊57)

2024年12月09日 | ウォーキング

 

今日のフォト。

この日のウォーキングも、出発時間を遅らせました。

午前10時30分出発。

目の前に、青い空が広がりました。

 

阪堺電車、松虫の写真スポット。

タイミングは良くないけれど

上り電車と下り電車とあべのハルカス。

 

 

いつも何気なく歩いている私の街には

由緒ある歴史的なものがたくさん点在しています。

 

それを自分の足で歩いて、探しているのですから

頭にもよく入ってきます。

知らなかったことが多いのに、驚きました。

知っていても、深く知りませんでした。

 

人生の第4幕(春夏秋冬)に、我が街から

こんなにたくさんの感動をもらえるなんて。

ますます阿部野が好きになるではないか。

 

青い空の下、歩いて来ました。

 

2024年11月8日=7966歩。

万歩計の数値は、1日の歩数ではなく

ウォーキングの時だけのもの。

写真は全て、スマホ撮り。

 

 

 

            

 

 

 

 

あべの筋を北へ歩いて、西へ入ると丸山通。

キリスト教の短期大学。

 

坂道を上がると、素敵な校舎。

坂道は上がらず、丸山通を歩く。

 

 

 

 

 

ここです、ここです、ここ、ここ。

古墳です。

ボーッと歩いていたら

通り過ぎてしまいそうです。

 

丸山古墳跡

大阪市阿倍野区丸山通2-8-2

 

 

 

 

面積82㎡ ほどの小さな円形の古墳だったそうで

その上に長方形と、宝冠形の石塔2基が安置され

墳上には老松が茂り、ふもとには桜樹の並ぶ美しい小山で

その形から「丸山」と呼んでいたらしい。

 

大正12年に古墳の表土が鋳物製作に

よいということから、採堀されました。

 

その時、たくさんの埋蔵物が発見されたけれど

今のように考古学が発達していなかったので

調査研究など一切せず、丸山古墳は出土品とともに

姿を消し、「丸山」の地名を残すだけで

当時の面影はありません。

 

(参考=もうちょっと知っとく?私たちの阿倍野・難波りんご著)

 

 

 

 

 

石碑に書かれているように

ここが元々あったとされる古墳の東の基底。

ここから西一帯が古墳だったようです。

 

ですから古墳跡の石碑の後ろのマンションは

元古墳の上に

すっぽりと建てているということです。

マンションを拝みました。

 

 

 

 

古墳から、少し歩くと、見えてきました。

矢印が次の目的地。

住所は丸山通から・・・

 

 

 

 

松虫通に変わり、ここは聖天山公園。

階段を上って行くと。

 

 

 

 

聖天山古墳

大阪市阿倍野区松虫通3-2-2

 

誰かが古墳に上がっている。

何をしているのかと思って近づくと

上にいる人が、古墳にあるごみ

ペットボトル、あき缶、食べた後の袋など

拾い集めて、ごみ掃除をしてくれていました。

 

古墳に上がる階段はないので、危険です。

お掃除してくれた人たちに、心からありがとう。

 

 

吾子遊ぶ

この木なんの木

気になる木

教えて亜星さん

この木なんの木

 

 

1本の大きな木を見ると

日立グループCMソングを思い出す。

 

 

 

 

昭和26(1951)年、ここで横穴式石室墳が発見され

石室内から、須恵器壺・提瓶、鉄刀数点

ガラス製小玉、琥珀製棗玉(なつめだま)が出土。

 

聖天山のこの地には

古墳が群集していたとされています。

そしてたくさんの樹木が茂っていたようです。

 

 

 

 

高さ3m 直径5mの円形の石垣の上には

1本のクスノキが残っています。

 

「この木なんの木 気になる木」は

クスノキでした。

 

戦後の復旧工事の時

聖天山の土は、壁の下塗り用に評判がよく

注文が殺到し、樹木を切り、土を採り始めました。

 

この木も掘り起こされようとしましたが

地元の人たちが交替で、寝ないでこの木を見張り

業者との話し合いで、ようやく残された

貴重な1本のクスノキです。

そして由緒の看板を立てて、昔をしのぶ木として

今も大切に保存されています。

 

(参考=もうちょっと知っとく?私たちの阿倍野・難波りんご著)」

 

 

 

 

高台にあるここには、公園ができて

市民の憩いの場となっています。

 

青空と古墳のクスノキの写真を撮りたくて

ウォーキングの出発を10時30分に

遅らせたのでした。

 

 

 

 

松虫通へ抜ける小径には

歴史の散歩道のつたい石が続きます。

 

 

 

 

歴史の散歩道の「新つたい石(ロゴ入り)」前の

坂道の階段を上って行くと。

 

 

 

 

正圓寺の地蔵尊。

さあ、参拝しましょう。

 

朝早い時間は、お寺の門が閉まっているので

この前を通っても、参拝できずにいました。

 

正圓寺境内には、地蔵尊があります。

中には、何体ものお地蔵さんが祀られています。

 

 

 

 

ここにも歴史の散歩道の新つたい石。

この坂道から、古墳のある聖天山公園へ行けます。

 

 

 

 

右側道路は、松虫通。

てくてく東へ進む。

 

 

 

 

帰りに、民家の軒下で売っている

みかんと柿を買いました。

有田みかんと、和歌山の柿。

 

おじさんは、いつもオマケをしてくれる。

有難いこと、嬉しいこと。

 

出発が遅いと、街は動き始めているので

お買い物もできるのです。

いいこともいっぱいあります。

 

 

 


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