今日のフォト。 伊勢名物赤福の
12月の朔日餅は「雪餅」です。
赤福の「朔日餅」には
小箱、大箱、化粧箱があります。
2月から12月まで、毎月1日に販売されます。
1月1日(元旦)の販売はありません。
11ヶ月間、毎月1日に
赤福朔日餅を購入してきました。
これが2024年最後の朔日餅です。
毎月、季節の包装紙に包まれて
購入する時は、とても嬉しかったです。
12月の包装紙は、火の用心。
「火氣の元火止まる像」がいます。
歌人・柿本 人麻呂さんですか?
そういえば昔、12月になると
自治会の役員さんたちが、夜回りされていました。
「火の用心、マッチ1本火事のもと」
「戸締り用心、火の用心」
つい最近まで、12月は防火月間でした。
徳力富吉郎先生が、火の用心の
願いをこめて、包装紙の伊勢千代紙を
作ってくださったようです。
小箱を開けると
雪餅の説明と菓子楊枝。
12月は、購入すると「火の用心」のお札も
入れてくれました。
伊勢詣
大篝火(おおかがりび)の
年越しに
初雪降りて
相合の傘
枯山水の美しい庭。
侘寂で配置された石の上に、雪が降り注ぐ。
そんなイメージの12月の朔日餅です。
もろこし粉入りの餅生地は、大地をあらわし
その上に雪を降らせて、うす化粧。
生地のモチモチ感がいいです。
中のこし餡も甘すぎず、とても美味しいです。
火の用心のお札は、「火氣の元火止まる像」
右のお札は、昨年12月にいただいたもの。
2023年12月1日の朔日餅は
伊勢の赤福本店で買ったものを
おみやげにいただきました。
それがキッカケで、2024年
私は毎月、朔日餅を食べることになりました。
予約すると、毎月1日にデパートで購入できました。
1年はあっという間に過ぎてしまいますね。
火の用心のお札も新しいのに貼り替えます。
来年の火の用心・家内安全を祈って。