今日のフォト。 正月が終わり、七草が過ぎると
私はいつも、ワクワク・ドキドキしていた。
私は、私の写真人生の中で、ハマった被写体が5つある。
1 千里川堤防の飛行機
2 造形花火
3 大川良太郎(大衆演劇)
そして4つ目は、今宮戎の「福娘」
1月9日・10日・11日は、えべっさん(今宮戎神社)
ここ数年は、9日・宵えびすで、福娘を撮って
10日・宝恵か行列を 追いかけて
11日・残り福で、もう一度 福娘を撮る。
スペシャルバージョンでした。
以下の写真は、私が選んだ
その年の「スペシャル福娘」さんです。
2006年福娘。
ほっぺを見ているだけで、福が舞い込みそうでした。
テキパキとした対応、見ていて気持ちがいい。
きっとあなたは、文武両道の女性だと思った。
2007年福娘。
吉兆を付ける姿が、何とも優しくて。
あなたは将来、素敵なお母さんになると思った。
14年前のこと。
今はきっと、福をいっぱいもらって
幸せに暮らしていることでしょう。
2008年の福娘。
きれいな瞳。 輝いていた。
あなたは、神様が選んだ福娘。
袖口から出た白い手が、何とも色っぽかった。
2009年の福娘。
あなたに出会った時、私は冷静ではいられなかった。
日頃、私が言っている「被写体に恋をして」
正に恋に落ちた、瞬間だった。
以心伝心。
私の気持ちが、あなたに伝わり、アイコンタクト。
私は我を忘れて、夢中で撮り続けた。
2010年の福娘。
福娘になることを約束されて、生まれてきたようなあなた。
参拝客に、丁寧に対応していた。
やはりあなたは、本物の福娘。
ここまでが、コンデジで撮った福娘です。
そしてここから、一眼レフカメラで撮り始めました。
2011年の福娘。
あなたに「吉兆」を付けてもらうと、きっと福が舞い込む。
万札握りしめて、参拝客があなたの前に行く気持ちがわかる。
やっぱりドキドキする。
私も撮りながら、ずっとドキドキしていた。
2012年の福娘。
みごとに七変化しながら、対応していた。
時には嬉しそうに、時には哀しそうに、時には気だるそうに。
チャーミングでもあり、茶目っ気もあり、愛嬌も度胸もあった。
あなたは、不思議な女性でした。
2013年の福娘。
参拝者が希望する吉兆を しっかりと聴く。
真っ直ぐに、目を見つめて。
あなたの目の中に、参拝者が映っている。
参拝者はたくさんの福を もらって帰られたことでしょう。
これが福を 授けるということ。
2014年の福娘。
あなたからは、優しさと温もりをいただきました。
私も優しい気持ちで、あなたの写真を撮り続けた。
優しい人には、神さまが顔に「優しい」と描く。
そして温もりは、あなた自身が醸し出す。
2015年の福娘。
素敵な笑顔を ありがとう。
早朝から夜遅くまでのご奉仕、お疲れさま。
どんな時も、「心からの笑顔」忘れないでください。
あなたは2015年、文句なしの「私のスペシャル福娘」でした。
2016年の福娘。
その朝・・・
私が境内に着いたら、あなたに朝陽が当たっていた。
七福神の弁天さまが
えべっさんのところに、訪ねて来たのかと思いました。
たくさんの福を持って。
あなたの清らかな美しさを 太陽が眩しいと言っていた。
2017年の福娘。
ただただ、「カワユイ、カワユイ」
そう呟きながら、キュンキュンしながら
シャッターを切りました。
福娘を撮る時の私は、まるでオヤジ。
恋心丸出し。(笑)
2018年の福娘。
白鳥が舞い降りたかと思いました。
もう写真を撮らずに・・・
美しいあなたを 見ていたいと思いました。
でも、スイッチが入って、私は撮って撮って撮りまくった。
たくさんの写真を ありがとうございました。
2018年、撮った数だけ、福をいただいた思いです。
そして私は
2019年、2020年の2年間、写真を休眠していたので
えべっさんには、行っていません。
2021年の今年は、コロナ禍でのえべっさん。
福娘はマスクをして、ご奉仕だったとか。
密が恐くて、行きませんでした。
私は、私の写真人生の中で、ハマった被写体が5つある。
1 千里川堤防の飛行機
2 造形花火
3 大川良太郎(大衆演劇)
そして4つ目は、今宮戎の「福娘」
福娘は、私を夢中にさせた。
福娘は、私をドキドキさせた。
これから何年も、福娘を撮る機会を失うだろう。
また、社会が以前に戻ったら、私は必ず会いにゆく。
福娘に恋をして・・・ この十数年、自分が
青春真っただ中で、撮ったような気がする。
そして福娘は、私の写真力を高めてくれた。
たくさんの福娘さん、本当にありがとうございました。