マドンナのナイショ話

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立夏

2024年05月05日 | 歳時記

 

今日のフォト。 若葉の季節となりました。

 

こんな一句が、浮かんできますね。

「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」

 

5月5日は、二十四節気の「立夏」

そして今日は、端午の節句「子どもの日」です。

 

「立夏」とは、夏の始まりです。

1年のうちで最も過ごしやすい季節です。

 

 

 

            

 

 

 

 

七十二候=立夏初候

蛙始鳴(かわずはじめてなく)

 

春先に冬眠から目覚めた蛙が

ボチボチと活動し始める時です。

 

オスの蛙の鳴き声は、メスの蛙を

恋しがって鳴く声だと言われています。

 

 

 

 

 

七十二候=立夏次候。

蚯蚓出(みみずいずる)

 

冬眠していたミミズが、土の中から出て来る頃。

 

他の生きものは、「啓蟄」の頃に出て来ますが

ミミズは、マイペースで活動します。

そして土を肥やしてくれる努力家です。

 

ミミズは、微生物を活性化させ

農業にとっては、益虫です。

 

 

 

 

 

七十二候=立夏末候。

竹笋生(たけのこしょうず)

 

たけのこがひょっこり顔を出す頃。

伸びきらないうちに収穫すると、美味しいです。

 

種類によっては、収穫の時期が違います。

旬のものを食べられる幸せ。

「たけのこの土佐煮」です。

 

 

 

 

端午の節句の祝菓子「柏餅」

赤福・朔日餅の柏餅です。

 

柏餅に使われる、柏の木は

新芽が出ない限り、古い葉が落ちないので

家が絶えないなど、縁起のよい木とされています。

 

 

 

 

GWに、娘夫婦が帰省していたので

少し早めに、しょうぶ湯に入りました。

 

端午の節句は、「菖蒲の節句」

しょうぶ湯に入り、厄を祓い、無病息災を祈る。

 

「菖蒲」を「勝負」という言葉にかけて

「負けないように、逞しく育て」という意味があり

立身出世を願います。

 

しょうぶ湯の効能は、血行促進、肩こりの改善

保湿効果、リラックス効果、冷え性改善

そして自律神経を安定させる効果もあるとか。

 

 

 

 

 

静岡のおみやげをいただきました。

創業明治1875年、田丸屋の「わさび漬」

食べ切りサイズのミニカップです。

ご飯にのせて、お弁当に、練製品と、酒の肴に。

 

風味も辛味も強くて、わさびの茎のシャキシャキ感。

鼻にツーンと来る食感もいいです。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

奈良県・室生寺のおみやげです。

 

宇陀市、黒川本家吟製の「くず湯」

創業1615年、400年以上続く老舗です。

優しい甘味ととろみ、とても口あたりがいいです。

 

くず湯を食べながら

自分の子供の頃を思い出しました。

熱を出すと、母が「くず湯」を作って

食べさせてくれました。

 

食事が食べられなくても、くず湯なら食べられた。

まるで「魔法のお薬」のように。

こんな昔を思い出すなんてね。

 

こちらは、宮内庁御用達のくず湯です。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

登廊(のぼりろう)

百八間を

ゆく女人

煩悩消えて

新たな門出

 

 

奈良県・長谷寺の本堂へ向かう

登廊の階段は、108間=399段。

 

階段を登りながら

108つの煩悩を落としてゆき

399段を上がりきり、400段目

四(死)を越えたところで

本尊に辿り着く。 そして参拝。

 

とりわけ牡丹の花咲く、若葉の頃が美しい。

今日は二十四節気の「立夏」

 

 

 


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