マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

ハエマンサス・コッキネウス

2022年12月15日 | 



今日のフォト。 「ハエマンサス・コッキネウス」という植物です。


近年では、1年に1度、私のブログに登場しています。
これは、南アフリカ産のユリ科の植物です。


2008年7月、鹿児島県に住むWebの友人が
玉葱くらいの大きさの 球根を贈ってくれました。
あれから、14年5ヶ月が過ぎました。






            









永らく1つだった球根に、子供が出来ました。
2019年から、球根が3つになりました。


3つとも葉は出るけれど、花は親株にしか咲きません。
2019年、2020年、2021年と
球根を分球する、勇気がありませんでした。









2022年7月3日。
今年、思い切って分球してみました。
ダメもとで。


左下の球根には、根がありません。 それなのに
球根をゴシゴシ洗って、きれいになりました。


多肉を植えた鉢は、2.5号鉢(7.5cm) 大きさ比べ。
球根は、玉葱くらいの大きさです。
右側の大きいのは、親株です。









2022年7月4日。
ひとつの鉢に、3つの球根を植えました。


こんなあら治療、絶対にダメだろうなと思いました。
そして夏の暑さも越えて。









2022年9月19日。
3つの球根に、花芽が出てきたのです。


諦めていたのに。 忘れようとしていたのに。
なんてこった。









2022年9月26日。
茎がどんどん伸びて来ました。
立派な花に、なってきました。









2022年10月1日。
きれいさ、マックス。
大きな口を開けて、笑っているような花。









2022年10月21日。
花の命は、短くて。


茎が痩せて垂れて来ると、葉が見えて来ました。
花から葉へ、バトンをつなぐ。









2022年10月21日。
花さん、ヘロヘロ。 虫の息。









2022年11月3日。
花も茎も、カラカラ。
葉は、肉厚でプリプリ。


きれいに咲いた花を 球根から切り離すのが切なくて
ずっとそのままに、していました。









2022年12月14日。
昨日撮った写真です。
葉が一部欠けていますが、元気です。


この葉のまま
冬を迎えて、冬を越し
春を迎えて、春を越し
夏を迎えて、夏を越し
葉が枯れる。


そして葉を切り落として、しばらくすると
花芽が出て来る。
葉から花へ、バトンをつなぐ。









2022年12月14日。
葉と一緒にいた花ですが、昨日切り離しました。
ありがとうね。 私を喜ばせてくれて。


「ハエマンサス・コッキネウス」
14年経っても、名前が覚えられません。


贈ってくれた鹿児島の友人のHNは、ガラッパさん。
私は未だに、この花を「ガラッパさんの花」と呼んでいます。


今年初めて、分球に成功して
3つ花を咲かせることができました。
感無量です。


ガラッパさん、見てください。
トリプルで咲いた花、最高にきれいでした。







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