マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

春分

2021年03月20日 | 歳時記



今日のフォト。 「暑さ寒さも彼岸まで」 亡き母の口癖だった。


3月20日は、二十四節気の「春分(しゅんぶん)」
春分とは、昼と夜の長さが同じ日で
自然をたたえ、生物を慈しむ日とされています。


この季節には、多くの出会いと別れがあり
新生活の始まりなど、変化が多い時です。






            









七十二候=春分初候。 「雀始巣(すずめはじめてすくう)」


雀が巣を作り始める頃。 俳句や民話、童謡にも用いられ
日本人にとって身近な存在の雀ですが、最近は生息数が少ないとか。









七十二候=春分次候。 「桜始開(さくらはじめてひらく)」


全国各地から、桜の開花宣言が届く季節。
本格的な春の到来です。


大阪は、昨日(3月19日)、桜の開花宣言が発表されました。
昨年より4日早く、観測史上最も早い開花でした。









七十二候=春分末候。 「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」


春の訪れと共に、恵みの雨を呼ぶ雷が、遠くの空で鳴り始める頃。
季節の変わり目で、大気が不安定なことから
この季節は、雪や雹(ひょう)が、降ることもあります。


福岡県・櫛田神社本堂の写真です。(2015.0601撮影)
丸印(右上)と左下が、雷神です。


暴風雨を起こそうと、太鼓を叩いて、雷神は風神を誘っていますが
風神は、「嫌だ~」と言って、あっかんべーをして逃げています。
ユーモアあふれる、博多っ子の気質を表した風神と雷神です。









お彼岸には、おはぎやぼた餅を食べて。
ご先祖さまにも、お供えをして。









そしてお墓参りや、お寺参りをして
ご先祖さまに、手を合わせましょう。









岩手県の銘菓、四季のあけぼの「東雲しののめ」
ごまとくるみを米粉で固めた、郷土菓子です。


香ばしくて、モチモチとした食感がとても美味しい。
お取り寄せして、贈ってくださいました。









奈良の「花仙堂」の銘菓を いただきました。


鳴門金時芋をたっぷりと使った、素朴な味のスイートポテト。
抹茶と桜の贅沢な わらび餅。


お茶と一緒のものは「悠水」という名前で
栗一粒と、鹿の子餡が入った錦玉羹で
とても優雅な、瑞々しい銘菓でした。









静岡県の道の駅から届いた、ストロベリーブレッドです。
苺ソースをたっぷり使った、フワフワで、しっとりしたパン。


切り口の黒いのは、苺の果肉で
口いっぱいに、苺の香りが広がりました。


苺は、深作農園の朝取り苺。
酸味と甘みのバランスがよく
果汁あふれる、ジューシーな味わいでした。









堺市浜寺の「美乃や」の銘菓です。


「彩宴(SAIEN)」、「寿和夢(じゅあむ)」、「花宴(はなのうたげ)」
どれも素敵な和菓子の名前。 千利休も太鼓判でしょう。


お茶と一緒の「まさご饅頭」は
十勝の小豆を使った、大納言鹿の子入り。
素朴な味の饅頭が、美味しかったです。


お煎茶もいいですが、たまにはお抹茶など入れて
それぞれの土地の銘菓を 味わいながらいただくもよし。
来週は、桜ウイークとなることでしょう。


「暑さ寒さも彼岸まで」 やっぱり母の口癖は当たる。
嬉しい春の到来です。







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