曇、17度、90%
主人は香港から私のお土産にいつもどっさりとチーズを運んできてくれます。福岡ではチーズの選択肢が少なく、一口サイズでもいいお値段です。今回は瓶入りのチーズボールと書かれたまん丸のチーズが目を引きました。フェタチーズのオイル漬けではなく、普通のチーズのようです。どこの国のチーズかと思えば、「ラトビア」と書かれています。「ラトビア」?リトアニアに近い国だとは思いますが、念のため確かめました。やはりバルト海に面する小さな国です。バルト3国、ソ連から独立した国です。
オリーブオイルと書かれていますが、さっぱりしたオイル漬け、かすかにレモンのような爽やかな香りがします。チーズはクリームチーズのようです。サラダに合わせるのにちょうどのサイズです。
ここ2日雨が続きました。雨が降れば朝一番の庭仕事、水遣りをお休みできます。でも一つ、傘をさして庭に下りてする仕事があります。ハーブの花芽摘みです。暖かさで勢いづいて成長するハーブたち、すぐに花芽をつけます。花が開くとハーブの香りも味もすぐに落ちてしまいます。柔らかな花芽がつくと指でひねって取ります。イタリアンパセリ、パセリ、コリアンダーそしてディル。この花芽、葉っぱの部分より香りが優しく、少し甘みすら感じます。花芽が少ない日は庭でそのまま花芽を口に入れます。多い日は私のサラダに。
ハーブの花芽と「ラトビア」のまん丸いチーズを合わせました。 レモンが香るオイルがそのままドレッシング代わりです。花芽の癖のなさと軽いチーズとがよく合います。
「ラトビア」の草を食べた牛の乳からできたチーズです。行ったこともない「ラトビア」を思います。このチーズを作る「バルティックデイリーファーム」は数種類のチーズボールのオイル漬けを作っているようです。ラトビアの人たちはどうやって食べているのかしら。