晴れ、25度、82%
私がバンコクに行くとお土産は、かごものとかタイの焼き物と思ってしまうのですが、家人が選んで私に買って来てくれるお土産は、いつも素敵なものばかりです。仕事で忙しいので、当然、街場のものではありませんが、よく見つけてくれるなと、感心します。
これは、フェイスクリームです。果物、花から抽出したエキスで作られたものです。パンピュリーというブランドのものです。少しクリームは重めですが、つけてみると私の体温で、香りがたちます。自然の花のかおりです。アロマが、心も解きほぐすのがよく実感できます。
タイに行ってみて驚くことがありました。ずっと前のことですが、町中に、オーガニックの蜂蜜や石けん、などが普通に売られていることです。パンピュリーのような高級なものでなく、普通にみんなが買って行くような品でも、フルーツから作られた石けんなどが、スーパーに並んでいました。 考えてみると、スパや、マッサージで有名なタイです。こうした、アロマオイルや、石けんに目を付けないはずはありません。スパなどに興味がない私は、疎かったわけです。
こちらは、やはり家人のお土産の石けんです。オーガニックオイルのみで作られた、ミントの香りです。もう一つ、ブルーの箱の石けんは、ライムとジンジャーからできたものです。
自然のものから作られた質の高さもそうですが、私が気に入っているのは、この意匠の素敵なこと。箱のデザイン、石けんの包まれ方が、タイ的なのにモダンです。タイは、どこからも占領されたことのない東南アジアの国ですから、独自のデザインがしっかりと残っています。この、パンピュリーの箱を見ていると、タイのいいとこの凝縮のような気さえします。
箱はこうしてお見せできますが、残念なことに、香りのすばらしさを届けられません。石けんは、使うのがもったいなくて、しばらく手元において眺めましょう。