晴れ、23度、83%
秋風がたつと、少しずつ食べ物の好みが変わり始めます。お茶も、少し濃くいれるようになりました。こってりではなく、こっくりした味が恋しくなってきました。年中食べるチーズも重めのものがおいしいと思える季節です。
家人が、バルサミコで漬けたタマネギ入りのチーズを買って来てくれました。柔らかくべとっとするカマンベールなどの時は、穴あきのゾーリンゲンのチーズナイフを使います。普通のチーズには、こちらクリストフルのチーズナイフを。
ナイフの先に二つ爪がついています。これは、ワックスが周りについているチーズや、ウオッシュされた外側が厚く肥厚した部分を取り除くのに使います。チーズにも季節があるようで、先日ゆっくりとチーズのケースをのぞいていると、イギリスのスティルトンブルーが入って来ていました。シェーブル、ヤギのチーズはそろそろ終わりでしょうか?先日、本で読んだことですが、ヤギや羊のチーズの季節もなくなりつつあるとのこと。つまり出産を、人工的にして、乳をとる季節を、消費量の増えるクリスマスに合わせているとのことでした。
チーズ一つ食べながら、人間中心に動いて行く消費世界が不思議に思われます。そうは言うものの、我が家もこれからの季節、このクリストフルのチーズナイフにお世話になる機会が増えます。