晴れ、23度、68%
年に二回、送られてくるエルメスの雑誌。送ってくれるエルメスは、きっと、新しい商品の紹介のつもりでしょうが、受け取る私は、イラストや、写真を楽しんでいます。
特にイラスト、スカーフのデザイナーたちが書いたものですから、なかなか見応えがあります。特に鉛筆書きのデッサンのようなタッチのものが好きです。
日本人の若手の写真家や建築家なども時折紹介されています。日本での知名度とは違った尺度で書かれています。ふ~ん、こういう人たちが、世界のどこかでがんばっているんだ、と若い日本人アーチストたちにエールを送ります。
私が、伊藤若冲を知ったのも恥ずかしいことながら、エルメスの雑誌からでした。まだ、日本に若冲ブームが起きる少し前のことです。年ごとに、エルメスはスポットを当てる国を変えます。きっと、若冲が紹介された年は、日本がテーマの年だったのかもしれません。
年に2冊ずつですが、結構たまります。何年に一回整理を。好きな、イラストや写真だけ取り置きます。たまった切り抜きは、また、一年に2、3回見直して、捨てられたり、ファイルに残したりと、終の住処が見つかるまでは、マメに身辺整理です。
ポストからのぞくオレンジ色の、年に2回の定期便、忘れた頃にやってきます。