晴れ、20度、福岡
福岡、博多というとあの豚骨のラーメン、辛子明太子を思い浮かべる方が多いと思います。ラーメンの話に入る前に、辛子明太子は私が子供の頃には、福岡にありませんでした。韓国にあったからし明太を、まねて作り始めたのですから。
豚骨ラーメンも、博多ばかりでなく熊本、久留米などがあります。実際の所、その違いが今ひとつはっきりしません。とは言っても、小さい頃から慣れ親しんだ味です。でも、ここ4.5年、福岡に帰って来ても、ラーメンなど食べに行かなくなりました。ちょっと、あの脂っこさはいいわと、思い始めていました。
今回の福岡は、息子と一緒です。福岡で、おいしいラーメンのところは?と、10人の人に尋ねると、きっと10のお店の名前が挙がります。みんなそれぞれ好きな、ひいきにしている店、味があるのです。息子が、さっぱりしているのでと、連れていてくれたのがここ”元祖長浜屋”です。長浜、福岡の魚市場があります。この近くラーメンやの数もかなりのものです。築地の場外のような場所です。
名前もにたようなお店ばかり、ラーメンやですから、女一人では「よいっしょ。」と、気合いを入れなくては入れない感じです。メニューは、だだ一つ、ラーメンです。
ふとネギと、チャーシューではなく豚肉の煮たものがのってます。油が浮いていません。一口スープを、白濁していない、豚臭さもありません。あら、食べれるわ。
このてのお店には、昔から、 紅ショウガと白すりごまが置かれています。これをどっさり入れます。
この一杯で足りない方達のために、スープを残しておいて、麺を足してもらうことができます。
これがメニューです。上から3番目、替玉と書いてあるのが、麺を足してくれることです。2番目の替肉、これは初めて見ました。ここのオリジナル?
学生が多い街のラーメンやさんなど、この替玉チャンピオンというのが壁に貼られています。何個替え玉ができるか競うのです。普通どんぶりを持つと、何となく油っぽかったものですが、ここのどんぶりは清潔です。
一風堂、一蘭ばかりが、博多ラーメンではありません。屋台のラーメン、長のれんのラーメン、お好きな味を探してみてください。久しぶりの博多ラーメン、おごちそうさま。