晴れ、23度、83%
プーチンとは、もちろんロシアの首相プーチンのことです。政治的にどうこうとか言うのでなく、ただ単に好きです。あの体型は私の好みでないのですが。よくテレビで見る光景、例えば、プーチンが地方を視察したとします。そこに出迎えた街の人たち、私年代のおばさん方は、プーチンに握手を求めるのでなく、腕や背中を触っています。どうも、私も彼女たちと同じ感覚のようです。と言っても、こうして公言するのは今が初めて。
今回の家人の出張の目的地は、ロシアのセントスペテルスブルクでした。滞在は1日もなかったはずです。仕事で忙しい中、お土産物屋でマトリューシカなんて買ってこられたら困るなと、思っていました。
フィンランドからのお土産を一つ一つ、説明付きで手渡してくれた後、ロシアからは、これだけなんだけど、と渡されたのが一枚の紙切れ。ロシア語はさっぱり解らない私です。何かの許可書かしら?
持って帰って来た家人も何の紙か解っていないようです。ところが、プーチンのサインが入っています。
家人にだって、プーチンが好きだなんて言っていませんでした。さすが、30年も一緒にいるとよくわかっていらっしゃいます。プーチンが大統領になってここ11年の間に、反政府を唱える報道関係者が20人以上も謎の死を遂げているそうです。そして、来年の3月にはまたプーチンはクレムリンに返り咲きます。そんなことも関係なくプーチンが好きなのは、近頃の各国の指導者の中で一番国民にパワーを持っているように思うのです。プーチンのサインをじっと眺めていると。ウラデミール プーチンとカタカナで崩して書いたように見えるから不思議です。