曇り、13度、85%
香港、2月初めの旧正月中は、信じられない程の陽気でした。昼間25度、半袖で充分でした。例年は、旧正月前後が一番冷え込む香港です。ところがここにきて、急に気温が下がってきました。日本も大雪です。日本が寒くなると2、3日後には香港も寒くなります。寒いといっても日中は10度を超えますから、日本の皆さんにはお恥ずかしい寒さです。寒くなると待ってましたと、クロワッサンを焼きます。バターの折り込みをする時、香港の湿度と気温では、どんなにクーラーをかけてパイの折り込み作業をしていても、すぐにじわっとバターが柔らかくなります。クロワッサンを焼いたのはいいのですが、他にも沢山パンがるので、ひとまず冷凍庫へ。
我が家はあの便利な小型オーブントースターを持っていません。確かにオーブントースターは小回りがきく優れものです。DUALITのトースターを買う時に処分してしまいました。DUALITのトースターは以前にも書きましたが、スライスされたパンを焼くのには、実に良く出来ています。スピード、焼け具合も、冷凍したままでも同じように焼き上がります。ところが、バンズとなるとやはりオーブントースターでなくては焼き直すことが出来ません。マフィンやブリオッシュ、クロワッサンは、直火で暖めるブレッドウォーマーを使っていました。
先日、DUALITのバンズ用のラックを見つけました。見つけたというより、やっと香港に入って来たようです。説明を読むとラックをトースターの口に設置して、その上のバンズをのせるようです。それぐらいでバンズ全体が暖まるものかと、半信半疑。このラック、DUALIT本体の値段の高さにすると、随分と安いものです。そこで、ダメでもいいやと買ってみました。
急にクロワッサンが食べたくなったので、冷凍庫からカチカチのまま出してきました。 説明書通りにクロワッサンを上にのせ、ダイアルを一番長い時間焼ける3まで回します。この状態、トーストなら両面しっかりと焦げ目がつきます。時間にして2分程。冷凍クロワッサンが、これだけの時間でふんわりとバターの匂いを漂わせてきました。半分に割ると、ちょうど真ん中の部分がまだ硬そうです。余熱を使ってラックにそのままのせておきました。待つこと1分程。美味しく暖かなクロワッサンです。
DUALIT、いいトースターだとは解っていましたが、なかなか頼もしい奴です。