曇り、9度、74%
バレンタインデーの日に女性から男性にチョコレートを渡して愛を告白をするというのは、日本に限った話のようです。しかも、あるチョコレート会社がその仕掛人だそうです。チョコレート会社の思惑に素直な日本人はすっかり乗ってしまったというわけ。もちろんホワイトデーだって同じことです。ここ香港では、主に男性から女性に花束を贈ります。もっと高価なものもあります。その中にチョコレートは含まれますが、その数は大したことではありません。数年前のこと、ちょうどこの時期に帰国していました。用事があって、夕方のデパートの地下に下りた私は、人の多さにびっくり。お惣菜を買う人かと思っていると、おじさんたちの呼び込みの声が聞こえます。「何々チョコレートの特設売り場はこちらです。」チョコレートの呼び込みなんて、恥ずかしくていただけません。それ以来2月14日の日本のデパートの地下は避けるべし、と心に刻みました。
先日、帰宅した主人が手のひらに乗る程のハートのチョコレートを私にくれました。そして、私から一度もバレンタインにチョコレートをもらったことがないとおっしゃいます。結婚して36年ですが、結婚前にあのバレンタインの熱狂的なチョコレート合戦はまだ始まっていませんでした。でも、ハート形のクッキーやハート形のパンを焼いて来たつもりです。忘れるのが得意なわが主人、そこで、久々にハートのケーキを作りました。
一番長いところで21センチもあるハート形。しかも、上にはハートのゼリーまでのっけておきました。 切り分けると、イチゴのレイヤー。周りはピンクのバタークリームが塗ってあります。昨日から出張に出かけましたので、昨日の朝、一日繰り上げて、さあどうぞ。