ガス、17度、98%
時折、何でこんな組み合わせと思うような夕飯になることがあります。旧正月のお休みが終わった昨日、冷蔵庫を開けてみると、スーモークの魚が2種類、旧正月の前に作った大根餅が手付かずで入っています。スモークの魚は大好きですが、市販の物は塩分が高すぎます。塩分を控えなくてはならない主人のために買わずにいたのに、買って来たのは主人です。
ニシンとサバのスモークを前にして、さてどうしよう?蒸そうかな?茹でようかな?スモークの旨味を逃がしたくはありません。バットにレモンを浮かべひたひたの水に漬けて冷蔵庫にいれました。途中、2度水を替えます。塩分も抜けるでしょうが、美味しい脂も抜けているようです。
いつもは、こうしたお魚のスモークにはレモンとケッパーですが、 先日のロシア料理のディルの爽やかさが頭をかすめます。晒タマネギ、ディルを一杯振りかけて、もちろんサワークリームも忘れません。
今年の大根餅は日本の上新粉で作りました。いつもはタイのお米の粉です。今年の大根餅、柔らかめに出来てしまいました。お米の粉といっても、でんぷんの質やグルテンの具合が違うようです。小さめに切ってしっかりと焼きます。
スモークの魚のために、松の実のパンを焼いたのですが、パンではなく大根餅と一緒に頂きました。旧正月前に買い置いたアボガドも食べごろです。なんともちぐはぐな夕飯です。
スモークのサバもニシンも程よく塩が抜けました。硬くなるかと心配でしたが、脂ののりもいい案配です。サバやニシンのスモークは皮付きのまま売られています。頂く前には皮を外して切ります。スークサーモンだけは身だけのスライスて売っています。スモークサーモンも水で塩抜き出来るか思案中。