雨、12度、93%
バナナブレッド、バナナを潰して焼き上げるアメリカっぽいパン、あれを考えついた人はフルーツバスケットの中で黒くなったバナナを消費しようとしたのではないかと思います。ベーキングパウダーで作るマフィンのようなクイックブレッドのバナナブレッドもイーストを使って作るバナナブレッドもあります。
先日、小ぶりなアボガド6個のネット入りを買いました。日本に比べると香港のアボガド値段が高いと思います。小ぶりですが、お安かったので買いました。メキシコから入って来たアボガドです。袋を切って一つ一つ触ってみると、それぞれ熟れ具合が違います。順々に食べれるはずでした。リンゴの入った籠に入れたのが失敗、たった一晩で一気に熟れが進みました。
そこで、アボガドを練り込んだパンを焼こうと思います。アボガド1つに強力粉200gからはじめてみました。アボガドはよく熟れていましたので、軽くフォークで潰して混ぜ込みます。べたつく生地です。少しずつ粉を足して行きます。50グラムほど足した段階でやっと手に取れる生地になりました。 ほんのりとグリーンです。初めはアボガドオイルを足すつもりでしたが、オイルなし。アボガドの香りのする生地に仕上がりました。べたつきます、イーストは少なめですから、ゆっくり発酵させました。
このグリーンの色が残るか、香りが残るか、食感がどうなるか、焼き上がりが楽しみです。グリーンの色もアボガドの香りも思ったよりしっかりしたパンが焼き上がりました。柔らかな食感です。
そのまま食べても、サンドウィッチにしても、そう、目玉焼きなんか挟んで食べてもよさそうです。
アメリカ南部、メキシコではアボガドがボテボテと道に落ちていると聞きます。そんなところで思う存分アボガドが食べたいと思います。アボガドの種を発芽させても、背が高くなるだけで実が付きません。自分のアボガドの木も夢です。アボガドに限らず、熱帯の果物を早く熟らしたい時は、紙袋にリンゴと一緒に入れるといいと聞きます。