曇、6度、75%
今日は生きていればモモさんの16歳の誕生日です。どんなおじいちゃんパグになっていたでしょう。顔は白くて、後ろ足が弱くなって、お散歩はいつもバギー、などと想像します。今年でモモが逝って3年になります。思い出さない日はありません。相変わらず家中モモさんの写真だらけです。
モモさんは私が作るケーキの中でも一番好きだったのが、シフォンケーキです。シフトの音、ハンドミキサーの音、オーブンの開け閉めの音、「何か作ってる!」とちゃんと知っていました。モモさんの食欲が落ちるとすぐにシフォンケーキを焼きます。シフォンケーキだけはどんな時もよく食べました。モモさんが食べるのでお砂糖は卵白が立つギリギリしか入れません。
今朝一番に抹茶のシフォンケーキを焼きました。 まだ、冷ましています。型から出すのはお昼頃になります。「モモさん、お誕生日おめでとう。」ココさんと一緒に今日はお祝いしますね。
現実モモさんがいないのはわかっているのですが、私の中のどこかで今だにその現実を受け入れられずにいます。「困ったものですね、モモさん。」シフォンケーキを焼く時はいつもモモさんのためにとこれからも思い続けることでしょう。