チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ご飯茶碗の衣替え

2020年09月22日 | 日々のこと

晴、18度、82%

 朝晩はめっきり涼しくなりました。暑い夏でしたから、秋が来るのかしらと心配でした。季節はちゃんと巡ってきます。袖のある服が恋しくなり始めます。夜具もあと一枚欲しいと思います。少しずつ衣替えです。

 秋になり美味しいものが出回り始めます。脂が乗り始めるお魚、木の実や果物も甘みが増します。そして何よりお米の収穫が始まり新米が出始めます。この頃になると、毎日使うご飯茶碗も夏用から冬用へと衣替えをします。

  夏用は「染付け」の軽いものを使い分けています。「染付け」は目にも爽やか、口当たりも薄めでこの二つは小ぶりです。

  昨日出してきた冬用のご飯茶碗はぽってりした「粉引」と「色絵」です。持ち重りがあり、口当たりはほんのりしています。夏物に比べると大きさがひとまわり大きめです。

 これからの季節、「栗ご飯」「きのこご飯」炊き込みご飯も度々食卓に上ります。そんな時にはざっくりと陶器のご飯茶碗に盛りつけます。お腹も空きます。大ぶりなご飯茶碗は頼もしい。夏用のご飯茶碗には白飯を軽く、見た目にも重くならないようにそっとよそおいます。暑い時には食も進みません。小ぶりなご飯茶碗でちょうどです。

 入れ替える時、四つを並べて見ました。どれもこれももう30年以上、長いものは結婚以来のご飯茶碗です。普段使いですから、主人用のものが同じものがあと1組あります。結婚当初求めた冬用のご飯茶碗、紺の地に横筋の入ったものを持っていました。この40数年、たび重ねる引越しで割ってしまったご飯茶碗を思い出すのもご飯茶碗の衣替えの時です。

 どれもこれも手に馴染んだご飯茶碗です。さて、冬用のご飯茶碗に始めに装うのはどんな炊き込みご飯かな。

コメント (2)
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