チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

タコ飯

2020年09月23日 04時00分15秒 | 昨日のお昼ご飯

曇り、20度、82%

 香港は以前はタコを食べませんでした。タコは獲れるものの、魚屋では棚の上には並ばず、棚の下を覗くと売られていることがありました。生のタコです。ところが、10年ほど前から日本の寿司ブームが起こりました。回転寿司です。すると、魚屋の棚の下のタコの姿が消えました。私にとっては安く手に入っていたタコが消えました。日系のスーパーの日本から輸入されるタコは高値で手が出ませんでした。

 日本に戻って美味しいタコが食べられると思ったものの、売られているのは「モロッコ」「モーリタニア」と輸入物ばかり、たまに見る日本のタコは「ブランドタコ」とかで「明石のタコ」などびっくりする値段です。先日、地元糸島で獲れたタコを買いました。値段通りの小ぶりなタコです。

 真冬になれば「おでん」にも使いますが、ワインと一緒に食べる「タコのオイルマリネ」が大好きです。タコ半分を「オイルマリネ」にして残りを「タコ飯」に使いました。

 炊き込んだ「タコ飯」でなくどちらかというと「タコピラフ」に近いものです。微塵のにんにくとコロリと切ったタコをオリーブオイルで炒め、洗い米も入れて炒めて炊き上げます。にんにく、オリーブオイル、タコの香りがする「タコ飯」です。 ご飯がタコの色に染まります。炊き込んだだけの「タコ飯」よりオリーブオイルが入るので口当たりはまろやかです。お味付けは、少々の薄口醤油だけ、炊き上がった時、お醤油の香りはしません。お茶碗に装ったら、粒山椒をのせて食べます。小さなタコだったので少し硬めになりました。

 一人分の一度に食べ切れるご飯を炊くには、小さな土鍋を使います。一人分の鍋焼きうどんやお粥、湯豆腐を作るときのために買い求めたものです。

 一年中獲れる日本のタコですが、冬が美味しくなると聞きました。タコ料理が楽しみなこの冬です。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする