晴、15度、72%
秋も深まってくると毎年のことですが「ブローチ」を出して来ます。普段ほとんどアクセサリー、貴金属は身につけなくなりました。面倒、邪魔くさい、恥ずかしい理由からです。ところが「ブローチ」だけは別、邪魔になりません。胸に付けておくだけですから、肌に触れることもありません。柄物の服を持たないので、服にアクセントをつけてくれます。持ってる「ブローチ」は古いものばかりです。「プラダ」と「マルニ」が大半を占めています。「マルニ」などは初期の作りの粗末なものもあります。
「プラダ」のビーズやスパンコールのブローチは軽く、切りっぱなしの生地やフェルトの生地、 スパンコールが光に反射するのも好きです。 スーツについていた大きな「ブローチ」です。写真写りが悪いのですが、真っ黒です。スーツにはつけずにコートのつけて使います。2番目の写真の上の小さなブローチは金属の板にクロッシェが被っています。20年以上前の「プラダ」は遊び心がいっぱいのブランドでした。見出し写真のラフィアでできた小さな帽子型のブローチは横から見るとタルトのようです。
「マルニ」もデザイナーが変わる前の初期のものばかり、 大きなプラスチィックのブローチ2個組です。バラバラにつけてもいいのですが2個一緒に厚手のコートにつけます。 ごく初期の刺繍が施されたポッコリ膨らんだブローチです。この頃のものは留め具が粗末です。 これは小さな3つ組み、セーターの3つ一緒につけます。立体模様のようになります。組み合わせてつけることを教えてくれたのは「マルニ」です。 羽がユニークな一品、革と編んだような玉がついた手の込んだブローチです。
つけるコート、ジャケット、セーター、組み合わせは毎年変わりません。それでもこの季節、箱から出して来て楽しんでいます。寒さがくるのが楽しみな「ブローチ」です。