晴、29度、90%
庭のいちじく、毎年沢山実をつけてくれます。今年は木の刈り込みが少なかったので、小粒です。1日多いときは10個も採ります。甘いいちじくです。生のまま食べることが多いのですが、今年はおかずも作ります。
朝ごはんの定番、 フランスパンと「いちじくのチーズ焼き」です。やや堅めないちじくを使います。チーズに焦げ目がつく程度にオーブンで焼くだけです。潰してパンにのせます。今年はチーズとの組み合わせの美味しさに目覚めました。
この時期の和食によく出てくる「いちじくの天ぷら」です。水が出やすいので衣をつける前に粉を軽くつけます。熱々を頬張ると「焼き林檎」に似た香りとともにとろりとした食感が気に入っています。
外出中、「酢豚」の匂いがしました。頭の中は「酢豚」でいっぱい、帰宅後すぐに作り始めました。あるのは少しの豚ヒレと赤いパプリカ、玉ねぎだけです。作ってる最中に「酢豚」にパイナップル入りがあることを思い出しました。庭に降りてよく熟れたいちじくを採りました。量も増えます。 パイナップルほどくどくない甘さです。量もぐっと増えて、お腹もいっぱいです。「甘酢あん」のケチャップは使わず、黒酢を使いました。 孫がいたらケチャップ入りですね。
和食では「白和え」にも使われています。我が家のは「いちじくの豆腐和え」です。 「くるみ」を軽く砕いていちじくとチーズを豆腐に混ぜただけです。和風の「白和え」にすると重たくなるところが合わせるだけだとそれぞれの味がはっきりしてきます。最後に「クルミオイル」 をたらりとまわしかけます。
昨日のお昼ご飯は「タイのグリーンカレー」でした。タイの茄子は小さくて親指大、紫も白もあります。この小さな茄子は煮崩れなく、種が多くてプチプチしています。この食感を作っている最中に思い出していました。「プチプチ?何かに似てるな?」日本の茄子だと煮崩れることもあり、少し残念な「グリーンカレー」になります。「プチプチ、そうだいちじくの種だ!」とこれまた庭に出て若いいちじくを採りました。火を止める前にさっと煮込みます。 味は茄子ではありませんが、懐かしいプチプチが蘇ってきました。
こうして私の食卓には毎日のようにいちじく登場です。庭にあるので料理に応じて固さ、熟れ具合を選べます。私にはかけ替えのない「いちじく」です。
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