おはようございます。旅先、山形からの投稿です。初日は、市内の街並み見学。山形美術館、最高‼ブリジストン美術館のようです。それと、縄文の女神にも再会、楽しい1日でした。さて、今日の話題は、鎌倉の美術展のことです。
鏑木清方記念美術館で”美の伝承/清方と弟子たち”展が6月28日まで開催されている。清方とその弟子たちの集まりである”郷土会”が発足して、今年がちょうど100年になるという記念の展覧会である。
そして、この特別展の目玉は、弟子たちが清方夫妻の金婚式を祝い、贈った画帖”弟子の寄書、五星連珠”(昭和27年)である。初公開ということである。メンバーは、伊東深水、川瀬巴水、門井掬水、笠松紫浪、寺島紫明、西田青坡など。前後期、半分づつ拡げる。巴水は富士山。下の黒猫は前期出展。
弟子の寄書より、門井掬水画
清方の郷土会第14回出品作品もいくつか出展されている。その一つ、 お稽古(昭和4年、1929) 光ミュージアム所蔵。
今回、光ミュージアム所蔵作品が13点も来ている。どこにある?と調べたら、飛騨高山だって。いい処!博物館・美術館複合型ミュージアムとのこと。是非、そのうち、訪ねてみろう。
以下、光ミュージアム所蔵の清方作品を並べましょう。
今様浅妻舟 昭和13年(1938)
卯月の装 昭和31年(1956)
五月晴 昭和24年(1949)
このほかに以下の作品。権八・小柴なんか、とても良かった。
権八・小紫 (昭和初期)
神田祭 昭和10~15年(1935~1940)頃
紅葉 昭和22年(1947)頃
など。
さらに、おなじみ、鏑木清方館所蔵の作品がずらり。
註文帖 昭和2年(1927)
僧房春蘭(牡丹の寺) 昭和4年(1929)
夏の柳井戸(柳乃井戸) 昭和4年(1929)
菊池幽芳著・『百合子』中編 木版口絵 大正2年(1913)
泉鏡花著・『三枚續』下絵・木版口絵 書籍 明治34年(1901)
紫陽花のきれいな雨の日に訪ねました。