マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

色で遊ぶ

2023-02-21 | 

紙の凹版画は、何度やってもうまくいかないので、

ちょっと休憩、あきらめてはいませんが・・・

そして引き続きYouTubeで版画を見ています。

何でも版画に出来るんだと、目からうろこです!

スチロール版を使うものも紹介されていました。

簡単で面白そうなので、スチロール版を探しに100均へ行ってみましたがありませんでした。

発泡スチロールなら家にたくさんありますが・・・

ということで、発泡スチロールで早速実験。

はがきサイズ位に発砲スチロールを切って(割って)、水彩絵の具を塗って、

画用紙に転写。一旦版を洗って拭き、違う色を塗って、重ねて押す。

紙を置いたりして、何度も重ねて、押す。

また発泡スチロールの欠片に色を付けてハンコのように押したりします。

ただ、発泡スチロールに目打ちなどで傷をつけて模様を描くことはできないことが分かりました。

刃先で少し剥がすくらいのことしかできません。

カッターで線を引こうとしても、ぽろぽろと崩れて破片が飛び散り手にくっついて取れません。

手軽で簡単だけど、子どもが吸い込んだりしたら危険なので、

注意が必要です。

 

スポンジやボール紙や薄紙やポリ袋も使ったり、

発泡スチロールを布で包んで絵の具をつけて叩いてみたり・・・

ティータイムの文字を彫って(消しゴムはんこ)押してみました。

(上の2枚はいずれもB6サイズ)

 少し大きいものにも挑戦(  B5サイズ   )

これはハガキより小さい。

クリアファイルにマジックで模様を描いて、カッターで切り抜き、

上からスポンジなどで、叩いて、

5度位重ねて、なんとか仕上げました。

 

 

 

 

 

 

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古い画集「オノレ・ドーミエ」

2023-02-17 | 

とても古い画集を2冊持っています。

「オノレ・ドーミエ」と「レオナルド・ダビンチ」の画集です。祖父から母へ、そして今は私が持っています。

大正14年、今から98年前に出版された本です。

中は傷みも黄ばみもほとんどありません。不思議なほどきれいです。

カラー印刷が、5ページあります。

ドーミエは貧しい人々や、芸人や、あるいは酔っ払いや、

罪人や移民や市井の人々の姿を描く一方、

役人や裁判官やなどの姿もリアルに、時には激しい風刺画も描き、

そのために6ヵ月も牢屋に入れられたりしながら、

生涯石版画や水彩画、素描や油絵などを書き続けました。

常に庶民の立場から社会を見つめた画家です。

同時代のバルザックらに、共通する精神を感じます。

久しぶりに、見ると、その力強さ、精密さ、写真にはない写実に圧倒されます。

この本の表紙の文字は右から左へ書かれていますが、

中の解説は左から右への横書きです。

また今は見かけることも無くなった昔の文字や

古風な活字体が面白い。東京はまだ東京市です。

ドーミエは1808年に生まれ、1879年に亡くなっています。

この本が出版された1925年は、まだドーミエと同時代を生きた人がいた時代です。

そして私の父が生まれた年です。

そうやって人が重なり、時代が重なって時は過ぎていくのだな、

と思いながら絵を眺めています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ボールペン画?

2023-02-14 | 

紙の凹版画、いろいろやってみましたが、

インクのふき取りが難しくて、

転写がうまくいきません。

ボールペンで描いた、元の厚紙だけが何枚も虚しく残っています。

でも、ボールペンの線だけど、表情がある・・・と負け惜しみ・・・

ボールペンで絵を描いたのは初めてですが、

こんな風に加工することも出来るのだと知って楽しいです。

版画の方はともかく、ボールペンでまた何か描いてみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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失敗!でも、面白い・・・

2023-02-13 | 

YouTubeを見ていたら、紙の凹版画の解説と実演がありました。

版画の技法として、日本では木を使った凸版が主でしたが、

西洋では、金属板を使った凹版が古くからおこなわれていました。

古い本の細密な挿絵などの多くがエッチング(銅版画)です。

 

紙でエッチング?どんなものができるの?と半信半疑ながら、

家にある材料で早速試してみました。

まずは、つるつるした厚紙(菓子の箱など)に、ボールぺンなどで強く引っ掻いて絵を描き、

絵の具を載せて伸ばし、それを拭き取り、溝に残った線を、

湿らせた白い紙(画用紙)に転写するのです。

(バレンの代わりに、ガラス瓶を使います。)

工程は単純ですが、強くふき取ると、線が消えてしまいます。

軽くふき取るだけだと、真っ黒になってしまいます。

紙なので何度も繰り返すことは出来ません。

そんなわけで、失敗ばかり。

でも面白いので、もう少し続けてみよう。

 

 

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木が好き

2023-02-03 | 

 大分前に描いた「落書き1」(色鉛筆、水彩)

あんな木、こんな木、植えたい木があります。

今頃の季節には、庭に「ミツマタ」とか「ロウバイ」や「シデコブシ」があったらいいなとか思い、

初夏には「ライラック」そして「ザクロ」や「サルスベリ」があったら素敵だなと思い、

秋になれば黄葉の美しい「コシアブラ」がいいな、とか思うのです。

でも欲張りは止めておこう。

↑ 落書き2」インク、ペン

今は、カイガラムシの発生で弱っているゲッケイジュと、

すっかり傷んでいるイチジクの古木からにょきにょき出ている若い枝を少し切って、

育苗ポットに挿し木をしてみよう。

しっかり根が出てきたら地植えしよう・・・

↑ 「落書き3」 (クレパス)

でも、いろんな果樹の園もいいな・・・

梨、桃、葡萄、スモモ、ブラックベリー・・・

小さい時バーネットの「秘密の花園」が大好きでした。

何度読んだことか!

その頃から私はあまり変わっていないのかもしれない・・・

憧れはずーっと同じ。

↑ 「落書き4」色鉛筆

 

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落書き

2022-06-11 | 

スズメバチは怖い。

そろそろスズメバチトラップを仕掛けた方がいいかもしれません。

マムシも怖いなー

我が家の庭や畑でもマムシを見かけます。

石垣が多いせいだと思います。

大台へ行った時も、石段にとぐろを巻いているマムシを見つけました。

最近よくニュースになっているマダニも怖い。

命にかかわる程ではないけれど、ヤマビルも怖い・・・

昔の旅人は、裸足にわらじ履きで、野宿したり、山の中のお堂で寝たりして、

野良仕事も、山仕事も、

つくづく命がけ、すぐ傍に死がある、という気がします。

昔の人が、「今」を覗いたなら、どう思うでしょう。

楽しそう、と思うでしょうか。

戸外に人の姿がほとんどなくて、皆建物の中にいて、

移動はほとんど車で、

何をしているのか、何を食べて、何をやって暮らしているのか想像もできないでしょう。

現在の、私だって

都会の巨大なビルの中で、日夜大勢の人が何をして、どうやって暮らしているのか、不思議で仕方ありません。

 

役所も学校も病院も各種商店も、

レストランも公園もスポーツジムも温泉も、自宅も、みんなビルの中。

さらに時が経ち、

身の回りには、もちろん害虫など危険なものはなにもいなくて、年中適温。

ビルからビルへの移動は、カプセル飛行・・・

怖いものは何でしょう? 喜びは何でしょう?

未来のある日、

実は、昔、地球から移住してきたんだよ、と誰かが言うかもしれません。

ずっと前に描いたイラスト2枚。色鉛筆・水彩。

久しぶりにまた落書きしようかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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トマトの赤

2020-08-09 | 
2本植えたトマトの苗の内、1本は鈴なりに実をつけたまま、
突然枯れてしまって、ガッカリしましたが、
残りの1本が頑張ってくれています。

少しいびつで、
少し傷があるけれど、
見れば見るほど美しい。
トマトの赤にはいろいろな色が潜んでいます。
いつもはパステルを使うけれど、
普通の水彩絵の具で描いてみました。






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ミカンの木

2020-01-09 | 
寒さの中で光の温かさを集めて丸めたらこうなった、
というのがミカンの姿、
といつも思います。

私が住む地域に一番多い果樹は柿、栗、次が梅、
そしてその次が蜜柑の木かな。
蜜柑は温州ミカンや八朔やナツミカン、柚子、ブンタン、キンカンなど様々で、
黄色い実が長い期間見られます。
我が家では、レモンは不作でしたが、
夏ミカンとハッサクは豊作です。
花の咲く時期には、
蝶々や蜂や虻やいろいろな虫がいっぱいやってきて賑やかでした。 
今はとても静かです。


(パステル・19×28㎝)
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梅の木とレモンの木

2020-01-05 | 


(パステル / 27×38 / 画用紙)

梅の木は早々に葉を落としてしまうけれど、
梅の向こうのレモンの木はいつも緑。
寒さのただ中、レモンが実り、日ごとに大きくなる。
でも今年は数がとても少ない。

木々の影が長い。
レモンの下の水仙が咲き始めた。
冬の空気を描きたい。




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パステルで

2019-12-28 | 
栗の木がとても美しいので、
久しぶりに絵を描いた。

黒々とした太い幹と細い枝先と、
光を浴びる草叢、
もっとうまく描きたい・・・

画用紙にパステル(27×)
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