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自転車で通りがかりにアンティークの着物屋さんを発見。
そっとのぞいてみると古い着物や帯や小物がいっぱいです。
しかもセレクトがモダン。
靴を脱いで上がって幾つか眺めるうちに、
我家のタンスに眠っている銘仙の古い着物にぴったりの帯を発見しました。
かなり古びているので私でも買えるくらいの手頃な値段です。
買って帰って、合わせてみたら着物ととても似合います。
60年以上前の着物が再び生き返りました。
この店では着物に関する様々なアドバイスもしてくれて、
着付けなども安価でしてもらえます。
家を改築した時に古い着物を随分処分したのですが、
3棹の箪笥にまだまだいっぱい着物が詰まっています。
母のや祖母のもの、叔母の着物も、
洋服にアレンジしたものもありますが、
やはり着物として着たいと思うものの、
合う帯が無い、○○が無い、と着物は着るまでに一通り揃えるだけで大変、
面倒になって結局また箪笥の中に…
でもこの歳になって今から着付けもちゃんと覚えて着てみようかなと思っています。
古い銘仙や絣、絞りや型染めの帯や着物、半襟の刺繍、帯揚げや、帯締めの組みひも
などなど眺めれば眺めるほど着物は歩く工芸品のようなものだなと思います。
着物を着て自転車に乗る女性もいるそうで、
まだ見たことはありませんし、私にはそんな勇気はありませんが。
でも古い着物の大胆なデザインをどこまで着こなせるか
挑戦してみようと思います。