センリョウ （１２・２８）

今年は庭のあちこちにあるセンリョウがたくさんの実を付けて、
寂しい冬の庭を精一杯飾ってくれていた。



１２月の初めにはこんなにいっぱい実をつけていたのに・・・



同じ木なのに、数日前にはこの通り・・・



しかも、その木の前にあるマンリョウの実には、全く口を付けていない。

鳩のつがいがやって来て、毎日、毎日実を食べる・・・
夫が「捕まえて、車で遠くまで連れて行って、そこで放して来ようかな・・」
とぼやいているので、
「我々が戻ってくるまでに、鳩の方が先に帰って来て、
また食べると思うわよ。」などと私。

その数日後、鳩子さんが「お裾分け・・・」と言って、
赤とオレンジ色のセンリョウを届けて下さった。

聞こえたのかしら？

「すみませんね、躾が悪くて・・・」ですって。
大笑いをしてしまった。

七草

北風強し

今日は「七草」
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。
昔からこのように覚え、毎年七草粥を食べてきた。

姑は「ななくさなずな、とうとのとりは・・・」と歌いながら
まな板の上で七草をトントンたたいていたが、結局、私はその歌が覚えられず、
毎年ここまでしか歌えない。
夫に聞いても定かではなく、意味不明のことをムニャムニャ・・・

ああ、もっと真剣に覚えておけば良かった。



お粥に小さな丸もちを二つ。
確かに、お正月に食べ過ぎて傷めた胃にはやさしいかもしれない。