
王宮でゆったりとした時間を過ごし、湾沿いのカフェでお茶を飲み、







大昔の軍艦・・・海賊船?で遊び、



サン・ロレンツォ大聖堂へ。

12世紀~14世紀に建てられたカトリック教会の大聖堂で、
白と黒の縞模様はイスラム文化の影響を受け、
黒い石材は遠くのオリエントから運ばれたものだという。


内部の装飾もすばらしいものであった。


我々はこの後、町の中心、美しい建物が並ぶフェッラーリ広場を抜けて、
エドアルド・キオッソーネ東洋美術館に向かった。

江戸時代に日本の紙幣や鋳造を指導した、ジェノヴァ出身のキオッソーネが
日本滞在中に集めた浮世絵、版画、掛け軸などの美術品や、
中国、タイなどの仏像など3万点以上の品々が展示され、
住友財団がその後の保存に資金を提供しているという。



狩野探幽、広重などの作品も多く、これだけの作品を遠く離れたこの地に
どのようにして運んで来たのか、不思議でならなかった。

遠い異国の小高い丘の上にひっそりと建つ日本の宝物館、
懐かしく、誇らしかった。
