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ヨーロッパへの旅 (イタリア) (5)

2009-11-24 00:37:30 | 2009年 ヨーロッパへの旅 南フランス・MRS~ROM~ポンペイ・カプリ
Rome  9月12日 


ローマのテルミニ駅に着くと、駅舎が新しく改装されており驚いた。
以前の暗いイメージは一新され、近代的な建物になり、
ジプシーの親子もほとんど見かけることがなかった。

しかし、後で聞くと、ジプシー達の服装も最近は美しいものになっていて、
見分けることが出来なくなり、スリや引ったくりも相変わらず多く、
油断は出来ないとのことだった。


丁度、2001年9月11日のテロの日、私たち夫婦はイタリアにいた。
ホテルでテレビに釘付け、何度も映る恐ろしい光景に
胸が痛んだものだった。
あれから8年、どのぐらいローマは変わったのだろう。

昨日ローマに入った我々の仲間の学生達は、
もう市内見物に出かけたらしい。
早速、我々もヴァチカン市国に出かけることにした。

ヴァチカンは世界最小の独立国として認められており、
独自の切手や通貨も発行されている。

ミケランジェロが設計したサン・ピエトロ大聖堂は
キリスト教カソリックの総本山。
ローマ法王のミサが行われる特別な日には、
世界中から6万人の信者が訪れるという。








古代ローマ時代の聖ペテロの墓の上に、
ローマ皇帝として初めてキリスト教に改宗したコンスタンティヌス帝が、
キリスト教会を建立したのが大聖堂の前身という。

内部にはミケランジェロが23歳の時に製作した大理石のピエタ像や、
さまざまな装飾を凝らした彫刻、壁画、ブロンズの大天蓋など、
一日見ていても飽きない壮麗な空間があるのだが、
ずっと奥の方の柱の下に見える行列を見て、
入堂をあきらめた。(写真参照)


以前は自由に入れたのに、
あのテロ事件以降、セキュリティチェックが厳しく、
入るまでに相当時間並ばねばならないらしい。

しかも、何やら雲の様子もおかしくなってきたので、
急いで、サンタンジェロ城に向かって歩き始めた。


ところで・・・2001年に入った時、我々観光客には眼もくれず、
一心に美しい女性が祈っていたこと、
天井近くまで登って行って、美しい装飾に感激したこと、
あの時の記憶が甦ってきた。

カメラの調子が悪く、あまり鮮明ではないが、昔の写真を探したら、
あの時の写真が出てきた。
これはおまけ・・・









コメント
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