10月28日(日)
朝は大慌てでバイキング形式の朝食を取り、
黒部峡谷鉄道(トロッコ列車)に乗る為、
夫と娘夫婦は徒歩で宇奈月温泉駅へ、
母と私は送迎バスに乗せてもらうことになった。
バスを待つ間、ロビーからパチリ・・・
かわいいトロッコ列車に乗り込むと、
かわいいお猿さん?がお見送り・・・
対岸から昔懐かしい音が聞こえて来た。
あらっ、チンドン屋さんのお見送り?
列車の中のお客様達も、皆懸命に手を振っていた。
黒部峡谷鉄道の歴史は古く、もともとは大正12(1923)年に
黒部ダム建設の資材を輸送する作業用列車のために敷設され、
昭和12(1937)年に現在の終点・欅平まで開通したそうだ。
さあ出発!
すぐに真っ赤な新山彦橋を渡り、
そして次に見えてくるのが、これも真っ赤な湖面橋。
エメラルド色の湖面と赤い橋のコントラストが美しく、
富山県出身の女優・室井滋さんの元気な車内アナウンスも
相まって、ワクワク気分が高まった。
列車の右側には美しいエメラルドグリーンの川が広がり、
山は美しい紅葉・・・とは言い難かったが、
多分、来週辺りはもっと色づくのではないだろうか。
柳橋の辺りにはヨーロッパの古城を彷彿とさせる発電所があった。
左手には深くV字に切れ込んだ谷の上に橋が見えた。
怖くて下を覗くことも出来そうにない・・・
約1時間20分の列車の旅の後、
終点 欅平に着くと順番に記念撮影。
次の人が前の人のカメラを持って「はい、チーズ!」
さらに、ここから人喰岩まで少し足を延ばした。
1時間半ほど休憩や軽食を取って、下り列車で宇奈月駅まで。
いろいろな種類の列車があり、
我々は寒いかもしれないと窓付きの箱をリザーブしていたが、
この日は暖かく晴天だったので、全ての窓が開け放たれ、
おいしい風をたっぷり楽しめた。(続く)