10月26日(金)
母が30年ほど前、4姉妹で出かけ、
紅葉の美しさに感激した、といつも話していた黒部へ
今回家族5人で出掛けることになった。
いつも家族で出かける時は、夫がネットを利用して、
宿泊先、行程表も全て計画を立ててくれるのだが、
今回は5~6年前にいただいた旅行券があったので、
旅費の一部にそれを当てるため、JTBにお願いをした。
そして、10日ほど前、母の体調を考え、長野で1泊を加えようと
お願いをしたら、もう、全くホテルが見つからないとのこと。
3~4日、夫が毎日パソコンに向かってキャンセル待ちで
探していたら、「長野第一ホテル」で泊まれることになった。
少しお高いですが・・・との前置きで、シングルとダブル
2部屋で19,000円とのこと。
少々高くても、宿泊出来ればありがたかった。
駅から5分、少し古めのビジネスホテルだったが、
3~4人並んだ受付の方々はとても感じが良く、
この近くのエムウエーブで、アイススケート全日本距離別選手権が
開催されているので、ホテルはどこも満杯だと教えてくれた。
早めに家を出たので、まだ2時過ぎ。
早速荷物を預かってもらい、善光寺にお参りに出かけた。
善光寺は今回で5回目だが、初めての時は18才、
菅平への旅行のついでに立ち寄り、
7~8人の友達と境内でバトミントンをして遊んだ。
2回目は テニス仲間Yさんの御実家が善光寺さんの裏手にあり、
そこで泊めていただいて、皆で戸隠スキー場に出かけた。
3回目は 植物観察の仲間と戸隠・黒姫に出かけ、
帰りにこの寺で、「お戒壇巡り」をした。
漆黒の暗闇の中、前の人の背中にちょっと触れながら
こわごわ歩いた非日常の体験は
今もはっきり思い出すことが出来る。
4回目はYさんが長野に転居され、
御実家の隣にステキな喫茶店を出されたので、
表敬訪問をし、おいしいランチをいただいた。
美しい本堂の前に立った時、
何十年も前の事を次々に思い出した。
ふと思い付いて当時の喫茶店まで足を延ばしたが、
残念ながら、全く別の店になっており、しかも閉じられていた。
本当に「光陰矢の如し」あっという間の半世紀・・・