日々発見

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断捨離

2023-04-15 23:25:12 | 体に良いこと

4月11日(火)


かなり前から大切にしていたクラシックのレコードを
処分しようかなと夫が言っていたが、
数日前、ポストに入っていたチラシを見て、
電話をしたらしく、その対応に感心して
ここに決めたと言った。

その後、何度か連絡を取り合う内に
「こんなものと思うような物でも、
もう捨てようと思っている物でも、
他の人にとっては必要な物もある、
世の中に不要なものはない。]

というのがその会社のモットーのようなので、
母がいつかは処分しなければならないと言っていた和装類も
見てもらうことにした。


とりあえず、タンスから出して

風に当てて干して、ご近所の茶道の先生にお声を掛けて
お使いになれそうな物があればと見ていただいた。

残念ながら、母は小さい人なので身幅や袖丈が合わない物が多く、
それでも、既製品の道行きコート5着や着物、まだ縫っていない反物、
帯、帯揚げ、帯締めなど、

とても気に入って下さった物を無理矢理のようにもらっていただいた。

そして、当日、業者の方が来て下さった。

もうかなり前だが、外国人の友人が持ってきて下さった
大理石で作られたチェスのセットは一度も使うことなく3,500円で、
そして、レコードはケースごと2,500円で・・・

そして、着物に至っては夫の大島の着物と羽織、
そして兵児帯でさえ
30,000円で
たった一度着ただけの物。

 

ほとんど私の物は結婚する前に作ってもらって、
一度も手を通していない物もあるのに
着物はほとんど着物として買う人はおらず、
東南アジアのバイヤー達が買い付けに来て
それを解いて生地として使うことが多く、
これだけ全部でも3,500円、
帯はこれだけ細かい刺繍が施してあるのでこれは売れます、
これだけ全部で2,000円ですかね、と言われた。

噂には聞いていたが・・・やはりそうなのね・・・

でも、この帯5本は、申し訳ありませんが残します、
テーブルセンターでも、ランチョンマットでも作って、
使って汚れたら次々に捨ててもいいので、そうさせて下さいね、と言った。

とても感じのいい方で「それがいいですよ、これだけの品物ですから
思いがこもっていますからね、他にも何かあったらいつでもお電話を下さい。」
と言って11,600円の領収書と内訳を置いて帰られた。

不思議なくらいスッキリとした顔の母が
「よかった、ゴミに出して焼却されるより、
誰かの役に立てばそれだけで気持ちが軽いから。」と。

納戸の中の空いたタンスの中、さぁ、何を入れようかしら・・・。

コメント (6)
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