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2012年 ヨーロッパへの旅 32 コルチナ ダンペッツオ (その2)

2012-12-19 11:04:26 | 2012年 ヨーロッパへの旅

9月19日 (火)時々

昨日は雲一つないすばらしい晴天で、
肌に突き刺さるほどの強烈な紫外線だった。


二人の学生はたくさんの洗濯物を、
部屋の前の6畳もあるような広いベランダに広げ、
午後からでも十分乾くほどだったのに、
今日は朝から雨が降って、とても寒くなった。

私達が寝坊をして、30分遅らせてもらい、
11:30、約束の運転手さんが現れた。
彼の名前は「アンドレアさん」。
「おはようございます。今日はよろしくお願いします。
ごめんなさいね、雨で。」

彼のせいではないのに、
とてもすまなげに日本語で何度も何度も言われて、
こちらが恐縮してしまった。
車内で、日本語と英語の会話が弾み、
20分ほどで目的地に着いた時には、雨も止んでいた。

ああ、晴れていたら どんなにすばらしかっただろう。





でも、これでも満足だった。



3人はリフトで山の上に登り、帰りは歩いて下ると言う。
私は彼等と分れ、海抜1756m、ミズリーナ湖の周りを一人で歩いた。



誰もいないので何となく怖く、前後左右キョロキョロしている内に、
犬を連れた散歩の夫婦や、旅行者らしい夫婦が現れては去って行った。



たくさんのダックが足元に群れている二人連れを見て、
写真を撮ってもいいかと尋ねると、
「もちろん!、どこから来たの。」と聞かれた。
「日本から。」と答えると、
日本語で「こんにちは、ありがとう。」と言われ、びっくり。

聞けば、彼等はドイツ人で、
東京、横浜、鎌倉に行ったことがあるとのこと。
彼等は御夫婦で、ヤマハのバイクに乗り、
家からここまで500kmの距離をやってきたと言う。

15分ほどいろいろな話をして、
お互いに「良い旅を!」と言って別れたが、
傍に頼る人がいなければ、
つたない英語でも何とか通じるものだとうれしくなった。






後で夫から聞いた話だが、リフトに乗って山の上に行ったら、
霧が深くて周囲の景色はよく見えなかったそうだ。



リフトに乗る時、係員の男性が「今日のお客はあなた達3人だけだが、
また、リフトで下りて来るか?」と聞かれ、「いや、歩いて下りる。」と言うと
すぐにクローズにして、彼等が湖に下りてきた時、
その係員は釣りをしていたそうだ。

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