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2012年 ヨーロッパへの旅 39 グリンデルワルト (その3) 

2013-01-08 00:15:09 | 2012年 ヨーロッパへの旅

9月24日(月)

朝から雨模様。
天気予報も一日雨。
とても寒くて、出かけるのが億劫だった。
学生達は早めにフィルスト目指して出かけて行った。

「今日はのんびりしていたいな。」と夫に言ったら、
「この様子では雨が止みそうだから、すぐに出かけよう。」
と無理やり促されて、ホテルの近くからロープウェイに乗ると、
本当に途中から雨が上がって、
霧がどんどん晴れてきた。

終点駅に近づいた頃、左手に美しい滝が見えた。



フィルストの展望台から。



ここにも人はおらず、刻々と変化する景色を又独り占め。
しぶしぶだったが、来て良かった。



頂上のレストランにも誰もいなかった・・・
スキーで有名な所だそうだから、
後2ヶ月もすれば大勢のスキーヤーが訪れるのだろう。


後で聞けば、
先に行った二人は雲の中で何も見えなかったそうだ。

我々が泊まっているホテルから、
山の上に張り付いているように見える小さな家があり、
夜はそこだけに明かりが灯っているが、周りに道は全く見えない。

皆で気にしていたが、
ロープウェイに乗ってグリンデルワルトに下りる途中、
他のロープウェイがその家に向かっているのが見えたので、
一旦下りて、そのロープウェイの駅を探して乗ってみることにした。



きっとこの駅に違いない。



1,967mから2,007mの高さ40mを上がるという意味だろうか。



すごい!こんな所にレストランが。
下から見えていたのは、ここだったのだ。



遠くから見ると確かに山に張り付いているように見えるはずだ。
細いが道も続いていた。

何だかうれしくなって入ってみた。




かわいいメニューとおいしいポテトスープ、パン、カフェオレ、
秘密の場所を見つけたようなワクワク感があった。



外に出ると、今までの景色にさらに輪をかけたようなすばらしさ。
足元に広がるグリンデルワルトの町は、ミニアチュアのようだった。

このような場所にロープウェイを作った意味が分かるような気がした。
もしかしたら、ここもスキー場かもしれない。(未確認)
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