日々発見

日々新しい事に挑戦して・・・

パリ・ ヴェルサイユ宮殿

2007-11-01 00:21:09 | 2007年 ヨーロッパへの旅 スウェーデン ~LON~PAR~BER~ZRH
【9月11日】 (火)
8:40 ロビーに集合。

夫と学生達は「ルノー」訪問。
山田御夫妻は奥様が風邪を引いて、 体調が悪いために、
一行には加わらず、ホテルで休養をし、今夜の便で成田へ。

リヨン駅の次、モンパルナス駅で乗り換え、
SNCFでヴェルサイユ・シャンティエ駅で下車。
ここがルノーの最寄り駅で、私はここで皆と別れ、
ヴェルサイユ宮殿まで歩いた。



初めての道を歩くのは少し緊張するが、
2度ほど、通りがかりの人や警察官に聞き、
15分ほどで、宮殿にたどり着いた。

17世紀にルイ14世が、パリに代わる新たな都を作る目的で、
ヴェルサイユに白羽の矢を立てて、沼地だったこの地に、土が運ばれ、
森が作られ、川の流れまでが変えられた。

1668年から半世紀近くの年月をかけて、2万人を超える人夫、
6000頭もの馬が常に動員されていたという。

1682年に城が半ば築き上げられてから、
宮廷がパリから移され、主だった貴族達は全て召集され、
連日連夜、派手な祝宴が催された。
王は半ば奴隷状態のような形で、
貴族達に忠誠を誓わせることに成功したのだ。


ドキドキ、ハラハラしながら、20ユーロで(約3,400円位)
一日フリーパスを買って中へ。

このフリーパスは1年以内なら、何度も使えるらしい。

日本語ガイドのイヤホーンを使って、
部屋の番号順に回って行くと、なかなか面白い。

途中、何組もの日本人ツアーのグループが通り過ぎて行くが、
一緒にガイドの話を盗み聞きしていると、さらに面白い。
ガイドブックには載っていない、
オタク的な得意話がそれぞれにあるらしい。



つい最近まで補修工事で公開されていなかった鏡の部屋が再公開。



1710年に出来上がった教会   絵葉書より



マリーアントワネットの寝室 絵葉書より

300年前の織物、装飾がそのまま現代に見ることが出来る。
当時の技術の高さ、芸術性の高さに驚くと共に、
ベッドの左横に置かれた宝石箱が、
我が家の箪笥と同じぐらいの大きさだったことに驚かされた・・・



とにかく、皆と4時に合流するまで時間がたっぷりあるので、
庭園を見たり、マリーアントワネットがこよなく愛した離宮、
プチ・トリアノン、そして、ばら色の大理石で作られた
グラン・トリアノンにも足を延ばした。



と言っても、歩くのは大変なので、このバス?列車?に乗って。


残念ながら、写真はないが、プチ・トリアノンに行って、
その質素な趣を見、
マリーアントワネットの人柄に触れた思いだった。

悪名高い彼女、本当はどのような人だったのだろう。
 
 
コメント (5)
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