オチがバレそうですけど、
やはり掲示板にあがってるあいだに、このネタ、いっときます。
(〈おことわり〉「さるさる日記」サービス終了にともない、その掲示板は閉鎖しました。)
『シックス・センス』(1999)にやられたのは、
あのオチのせいじゃありません。
ブルース・ウィリスが最後に言った、たったひと言のせいです。
奥さんに向かって残した台詞。
字幕では「大事に思ってたよ」でした。
もともとの台詞は“You’ve never been second.”。
「2番目じゃなかったよ」でした。
確かに、「2番目じゃない」というのは
「大事に思ってた」ということなのでしょうけど、
「いちばん大事だったよ」と言えない彼の、
最大限の愛情表現だったような気がして、
「1番だったよ」と言われるよりずっとずっと胸にグッときました。
ほかにもこの台詞にやられましたという映画がいろいろ。
『顔』(2000)では、殺人事件を起こして逃亡中の藤山直美が、
途中の町で出会った佐藤浩市に想いを寄せる。
その町も出ないと捕まりそうだと悟ったとき、
佐藤浩市を呼び出して言う台詞。
「お日さんが西からのぼったら、うちと一緒になってください。
もし一緒になられへんかったら、その次生まれてきたときに
一緒になってください。あかんかったら、またその次に」。
こんな感じの台詞でしたね。これには泣かされました。
いまから自分は逃げる。そして死ぬかもしれない。
自分の好きな人はそのことを全然知らんけど、
この約束で自分はなんとか生きていける。
死んでも死んでも、この約束があればまた生きられる、
そんな思いがズシンと伝わってきました。痛かった。
「台詞シリーズ」、次回に続きます。
やはり掲示板にあがってるあいだに、このネタ、いっときます。
(〈おことわり〉「さるさる日記」サービス終了にともない、その掲示板は閉鎖しました。)
『シックス・センス』(1999)にやられたのは、
あのオチのせいじゃありません。
ブルース・ウィリスが最後に言った、たったひと言のせいです。
奥さんに向かって残した台詞。
字幕では「大事に思ってたよ」でした。
もともとの台詞は“You’ve never been second.”。
「2番目じゃなかったよ」でした。
確かに、「2番目じゃない」というのは
「大事に思ってた」ということなのでしょうけど、
「いちばん大事だったよ」と言えない彼の、
最大限の愛情表現だったような気がして、
「1番だったよ」と言われるよりずっとずっと胸にグッときました。
ほかにもこの台詞にやられましたという映画がいろいろ。
『顔』(2000)では、殺人事件を起こして逃亡中の藤山直美が、
途中の町で出会った佐藤浩市に想いを寄せる。
その町も出ないと捕まりそうだと悟ったとき、
佐藤浩市を呼び出して言う台詞。
「お日さんが西からのぼったら、うちと一緒になってください。
もし一緒になられへんかったら、その次生まれてきたときに
一緒になってください。あかんかったら、またその次に」。
こんな感じの台詞でしたね。これには泣かされました。
いまから自分は逃げる。そして死ぬかもしれない。
自分の好きな人はそのことを全然知らんけど、
この約束で自分はなんとか生きていける。
死んでも死んでも、この約束があればまた生きられる、
そんな思いがズシンと伝わってきました。痛かった。
「台詞シリーズ」、次回に続きます。