夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

オハイオ滞在記〈その1〉

2005年09月08日 | ほぼ非映画(旅行)
ハリケーンにも台風にも巻き込まれることなく、無事に帰ってまいりました。
映画とはほとんど関係ない話ばかりですが、
自らの備忘録代わりにここに記します。

9/2(金)、関空からデトロイト経由でオハイオ州のデイトンへ。
デトロイトでは搭乗口がころころ変わり、
最終的に並ばされたのは「これより先の搭乗口は建物の外になるので、
係員の指示があるまではこの看板の後ろで待つように」と表示のあるところ。
デイトン行きはなかなか出る気配がなく、
こっちは「ホンマにこの列で合ってるんかいな」と
不安になったりもしましたが、アメリカ人は気長ですね。
誰も文句を言わずに近くの人とおしゃべりしています。
40分ほど待たされたとき、先頭にいたおっちゃんが
“Dayton has been eaten!”と叫んで、まわりの人が爆笑。
ア、アメリカンジョークどころか、ものすごいダジャレやんか。

50分後、やっと外に連れ出され、デイトン行きのプロペラ機に。
30人も乗ればいっぱいのパタパタ回るプロペラ機です。
不安を感じながらこれに乗ること1時間、デイトンに到着。
デイトンはライト兄弟の営んでいた自転車屋のある町だそうで、
そこら中にライト兄弟の写真が飾ってあります。

荷物をピックアップするためにクレーン前に立ちましたが、
いくら待っても2つの荷物のうち1つしか出てこない。
しかも、ほとんど空のカバンだけがちゃんと出てきて、
衣類やら何やらの入った必要なほうが出てこない。
クレーンではまだ引き取られていない他人の荷物がひたすら回るだけ。
「マジ?」とまたもや不安になりつつ
ノースウエスト航空のサービスカウンターへ行くと、
「もしかして、これ?」と、カウンターの後ろから
まさしく私たちの荷物が。なんでそんなところから出てくるのよ。

ダンナはたびたび訪れたことのあるデイトンですが、
私にとっては初めての地。そもそもアメリカが初めて。
思い描いていた都会とはちがい、なんたる田舎。

迎えに来てくれていた人の車で、ダウンタウンにあるマンチェスター・インという宿へ。
日本人はめったに来ない宿と見えて、玄関に足を踏み入れるなり、
私たちの顔を見たフロントの女性が「来たわよっ、新郎を呼んできて!」と、
結婚式のリハーサル中だった新郎で、ダンナの友人、ケリーをすぐに呼んできてくれました。

荷物を置くヒマもないままに、式のリハーサルに突入。
その模様は次に。

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