はじめて「さばのゆ大学」へ行ったのは今年1月のこと。
そのときの記事はこちら。
前回めちゃめちゃ楽しかったので、また行きたい!と切望。
今回もアラ還のお姉様にお誘いいただきました。
なにせこの日は『私の男』と『ノア 約束の舟』をハシゴしたあと、
中学校の同期生がシャープペンシル画を出品する天満橋のギャラリーへ。
この時点でかなりヘロヘロだったのに、
さばのゆ大学の最寄り駅、新今宮で下車してお茶でも飲もうと思ったら、
カフェなんてものが見えるところにない。
マクドとミスドとモスバーガーとヴィドフランス、どこも満席。
高架下の立ち飲み屋さんは空いていましたが、
こんなヘロヘロ状態でアルコールを喰らったら、即寝てしまいそう。
仕方がないので、駅前広場のベンチで1時間、本を読んでいました。
目の前のファミマでレッドブルの新商品ブルーベリー味を購入、
ぐいっと飲んで、いざ、さばのゆ大学へ。
さて、私は二度目の坂本頼光(さかもとらいこう)さんの活弁ライブ。
この日のお題目3本。
1本目は伊丹十三監督のお父様、伊丹万作監督の作品『國士無双』(1932)。
タダ酒タダ飯をかっ喰らいたい浪人ふたり。
通りがかりの青年をだまくらかして、天下一の剣士・伊勢伊勢守に仕立て上げる。
その気になってニセモノになりすましていた青年が、
道中で拐かされそうになっていた娘を助けたところ、
なんと彼女の父親はホンモノの伊勢伊勢守で……というお話。
青年役に片岡千恵蔵、娘役に山田五十鈴と、豪華キャストの時代劇コメディ。
2本目は『キートンの警官騒動』(1922)。
資産家の令嬢を好きになったキートンは、
「立派な実業家にでもならないかぎり、アンタとなんかムリ」と彼女から言われてガックリ。
ふらふら歩いていると、タクシーに乗車しようとしている紳士の財布を拾う。
財布の中身だけ頂戴することになってしまったキートンが、
そのお金で人助けしたつもりが、引っ越し家庭の荷物をかっさらう形に。
手に入れた馬車で街を駆け抜け、警官のパレードに突入したものだから……。
なんぼほどエキストラを使ったんだと思うぐらい大規模。
キートン、やっぱり楽しいです。
この後、桂枝雀師匠の息子、前田一知さんによる古典落語。
高校生のころによく聞いた『青菜』が嬉しい。
聞いているうちに思い出すものですね。「弁慶!」のオチまで。
休憩を挟んで3本目。
ハヤフサ・ヒデト監督・主演の『争闘阿修羅街』(1938)。
隼とデブ山は共に半人前、編集長にどやされてばかりの新聞記者。
いい写真を撮ってこないと今度こそクビだと言われ、
発明家の松村を訪ねて取材を試みる。
ところが、松村の別荘の下男が技師長を殺害、発明の図面を盗み出してしまう。
松村とその娘・亜喜子が拉致され、隼とデブ山が追いかけるのだが……。
女中役の大山デブ子(←ホントにこんな芸名)がめちゃめちゃ可笑しい。
実はこの3本目が始まって数分後にプロジェクターに異常が。あわてる坂本さん。
今日はこれにて終了かと思いきや、会場後ろに大きめのテレビがあるじゃあないか。
付近に座っていたお客さんがえんやこらと前方へ運び、
このテレビにケーブルを繋いで続行となりました。
二十数名入れば超満員のこの会場。
和気藹々とした空気のなか、坂本さんの熱弁が本当に楽しかったです。
『國士無双』は1986年に中井貴一主演でリメイクされているそうな。
未見なので、こちらも観てみたいと思います。
坂本さん、サイコー。
そのときの記事はこちら。
前回めちゃめちゃ楽しかったので、また行きたい!と切望。
今回もアラ還のお姉様にお誘いいただきました。
なにせこの日は『私の男』と『ノア 約束の舟』をハシゴしたあと、
中学校の同期生がシャープペンシル画を出品する天満橋のギャラリーへ。
この時点でかなりヘロヘロだったのに、
さばのゆ大学の最寄り駅、新今宮で下車してお茶でも飲もうと思ったら、
カフェなんてものが見えるところにない。
マクドとミスドとモスバーガーとヴィドフランス、どこも満席。
高架下の立ち飲み屋さんは空いていましたが、
こんなヘロヘロ状態でアルコールを喰らったら、即寝てしまいそう。
仕方がないので、駅前広場のベンチで1時間、本を読んでいました。
目の前のファミマでレッドブルの新商品ブルーベリー味を購入、
ぐいっと飲んで、いざ、さばのゆ大学へ。
さて、私は二度目の坂本頼光(さかもとらいこう)さんの活弁ライブ。
この日のお題目3本。
1本目は伊丹十三監督のお父様、伊丹万作監督の作品『國士無双』(1932)。
タダ酒タダ飯をかっ喰らいたい浪人ふたり。
通りがかりの青年をだまくらかして、天下一の剣士・伊勢伊勢守に仕立て上げる。
その気になってニセモノになりすましていた青年が、
道中で拐かされそうになっていた娘を助けたところ、
なんと彼女の父親はホンモノの伊勢伊勢守で……というお話。
青年役に片岡千恵蔵、娘役に山田五十鈴と、豪華キャストの時代劇コメディ。
2本目は『キートンの警官騒動』(1922)。
資産家の令嬢を好きになったキートンは、
「立派な実業家にでもならないかぎり、アンタとなんかムリ」と彼女から言われてガックリ。
ふらふら歩いていると、タクシーに乗車しようとしている紳士の財布を拾う。
財布の中身だけ頂戴することになってしまったキートンが、
そのお金で人助けしたつもりが、引っ越し家庭の荷物をかっさらう形に。
手に入れた馬車で街を駆け抜け、警官のパレードに突入したものだから……。
なんぼほどエキストラを使ったんだと思うぐらい大規模。
キートン、やっぱり楽しいです。
この後、桂枝雀師匠の息子、前田一知さんによる古典落語。
高校生のころによく聞いた『青菜』が嬉しい。
聞いているうちに思い出すものですね。「弁慶!」のオチまで。
休憩を挟んで3本目。
ハヤフサ・ヒデト監督・主演の『争闘阿修羅街』(1938)。
隼とデブ山は共に半人前、編集長にどやされてばかりの新聞記者。
いい写真を撮ってこないと今度こそクビだと言われ、
発明家の松村を訪ねて取材を試みる。
ところが、松村の別荘の下男が技師長を殺害、発明の図面を盗み出してしまう。
松村とその娘・亜喜子が拉致され、隼とデブ山が追いかけるのだが……。
女中役の大山デブ子(←ホントにこんな芸名)がめちゃめちゃ可笑しい。
実はこの3本目が始まって数分後にプロジェクターに異常が。あわてる坂本さん。
今日はこれにて終了かと思いきや、会場後ろに大きめのテレビがあるじゃあないか。
付近に座っていたお客さんがえんやこらと前方へ運び、
このテレビにケーブルを繋いで続行となりました。
二十数名入れば超満員のこの会場。
和気藹々とした空気のなか、坂本さんの熱弁が本当に楽しかったです。
『國士無双』は1986年に中井貴一主演でリメイクされているそうな。
未見なので、こちらも観てみたいと思います。
坂本さん、サイコー。