夜な夜なシネマ

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『内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の2本目@梅田)

2015年09月28日 | 映画(あ行)
『内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル』
監督:工藤浩之
出演:三村マサカズ,内村光良,大竹一樹,藤原令子,久保田悠来,笑福亭鶴瓶他

ノーマークだったのですが、時間的にこれしかなく。
10年近く前から映像配信サイトにて配信されているのだそうですね。
TOHOシネマズ梅田のシアター5といえば例のものすごく観にくいスクリーンですが、
端から端までほぼ満席。
そんなにおもろいかとツッコミたくなるほどの笑い声につられて笑うことしょっちゅう。
東京の芸人より大阪の芸人のほうが私は好きだけど、結構笑いました。

亡き父が経営していた探偵事務所“エンジェル社”を継いだマサル(三村マサカズ)は、
次郎(内村光良)、大島(大竹一樹)、伊東(久保田悠来)とともに、
事務所に寄せられた依頼を芝居によって解決している。
そこへ、本格的女優になることを夢見る夕子(藤原令子)がやってくる。

夕子はグラビアの話ばかりのプロダクションを辞めてふらふらと歩いていたところ、
「女優募集」というエンジェル社のチラシを目撃、劇団だと勘違いしてやってきた。
ギャラリーもいない芝居だと知り、すぐに出て行こうとするが、
酔っぱらって失敗をしでかし、しばらくはエンジェル社で働かざるを得なくなる。
こうしていつもの面々に夕子が加わり、依頼に応えてゆくのだが……。

たとえば、やる気をなくしているラーメン店の店主(カンニング竹山)の妻からの依頼で、
店主にやる気を起こさせる芝居を打ったり、
結婚間近の青年(柄本佑)の依頼で、年齢を詐称している婚約者(大久保佳代子)が
それとなく事実を打ち明けてくれるように仕向けたり、
孫の参観日に父親のふりをして行ってやってほしいという祖父(笑福亭鶴瓶)の依頼に乗ったり。

意外にもどれもしんみりする話で、アドリブもろ出しなのも可笑しいです。
数多くの芸人がちょこちょこ顔を出すのも楽しく、劇場内はいい感じ。

フリーパスがなければ決して観に行こうと思わなかった作品と出会えたのは嬉しい。
長寿番組であることにも納得。

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