夜な夜なシネマ

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『ターザン:REBORN』

2016年08月07日 | 映画(た行)
『ターザン:REBORN』(原題:The Legend of Tarzan)
監督:デヴィッド・イェーツ
出演:アレキサンダー・スカルスガルド,サミュエル・L・ジャクソン,マーゴット・ロビー,
   ジャイモン・フンスー,クリストフ・ヴァルツ,ジム・ブロードベント他

前述の『シン・ゴジラ』とハシゴ。
TOHOシネマズ梅田の本館から別館へ移動して。

監督は“ハリー・ポッター”シリーズのイギリス人監督デヴィッド・イェーツ。
主演はスウェーデン人のアレキサンダー・スカルスガルド
ヒロインのマーゴット・ロビーはオーストラリア出身だし、
このところ腹黒い人にしか見えないクリストフ・ヴァルツはオーストリア出身。
首長役のジャイモン・フンスーはベナン出身ですから、なんとも国際色豊かなハリウッド作品。

19世紀末のイギリス・ロンドン。
諸般の事情からジャングルゴリラに育てられた貴族の息子ジョン・クレイトンは、
美しい妻ジェーンとともに裕福な暮らしを送るが、傲らない誠実な男。

ある日、英国首相から呼びつけられたジョンは、
ベルギーの植民地であるコンゴを表敬訪問してほしいと言われ、即座に断る。
ところが、帰途につくジョンを追いかけてきたジョージ・ワシントン・ウィリアムズ博士が、
コンゴで不穏な動きがあると言う。
ベルギー国王がコンゴのダイヤモンドを狙い、
コンゴの現地住民を奴隷として働かせているらしい。

自分が生まれ育ったコンゴでそのようなことがおこなわれているならば許せない。
真偽のほどを確かめるため、ジョンは話を受ける。
やはりコンゴで育ったジェーンも同行すると言って聞かず、
結局ジョンとジェーン、ジョージがコンゴへ向かうことに。

すべてを仕切るのはベルギー国王の側近レオン・ロム。
彼はジョンを憎む民族の首長ムボンガと交渉し、
ジョンを引き渡す代わりにダイヤモンド採掘の許可を求める。
そうとは知らずにコンゴ入りしたジョンたちは……。

アレキサンダー・スカルスガルドがイケメンなのがイイ。
個性派俳優ステラン・スカルスガルドの息子がこんなに美形で、
脱いでも美しいなんて、これまで誰が想像していたでしょう。
彼を最初に見たころ、へ~、親父と似てへんなぁ、そのうちあんなんになるんかなぁ、
などと思ったものですが、今のところその心配は不要。
スーツも裸も似合うんだから、言うことなし。
ジョージ役のサミュエル・L・ジャクソンとのコンビも笑えます。

草原を疾走する動物の群れが美しい。
勧善懲悪のこれほどわかりやすい映画がありましょか。
イケメンと美女とスリルとハッピーエンドがあればそれで良し。

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