『映画 文豪ストレイドッグス BEAST』
監督:坂本浩一
出演:橋本祥平,鳥越裕貴,谷口賢志,田淵累生,紺野彩夏,桑江咲菜,植田圭輔,
輝馬,長江崚行,桑野晃輔,堀之内仁,広川碧,齋藤明里,南圭介,荒木宏文他
イオンシネマ茨木にて。
原作、知りません。TVアニメ版、当然知りません。
はたしてこれはどうか心配だったけど、なんとなく大丈夫!
登場人物は実在の文豪の名を持っています。
彼らがさまざまな能力を携える異能者という設定。奇抜だなぁ。
謎の黒衣の男に妹の銀(紺野彩夏)を攫われた4年前から妹を探し続けている。
そんなある日、芥川は織田作之助(谷口賢志)と知り合い、
国木田独歩(輝馬)率いる武装探偵社を紹介されて勤務することに。
やがて銀の居場所について手がかりを掴むのだが……。
武装探偵社の社員はほかに、谷崎潤一郎(桑野晃輔)、谷崎ナオミ(齋藤明里)、
敵対するポートマフィアというのが何なのかは、本作を観ただけではイマイチわからず。
このポートマフィアのボスが太宰治(田淵累生)で、銀を攫った張本人。
ポートマフィアのナンバー2が中原中也(植田圭輔)で、太宰治とは微妙な関係らしい。
太宰治の命令に忠実に従っているのが中島敦(鳥越裕貴)。
そして中島に寄り添うのが泉鏡花(桑江咲菜)。
異能の具合が凄いんです(笑)。
芥川龍之介は「羅生門」を発動して相手をめった差しに。
「羅生門」をかざされた太宰治は「人間失格」で対抗。
中島敦は白虎に変身して人を食らう。
泉鏡花は夜叉を呼び出すのですけれど、スマホで呼ぶんだからワラける。
とにかくバトルシーンが多くて、結構えげつない殺し方です。
技を発動するときはちょっと“仮面ライダー”っぽい。
これだけイケメン男子が出演していながら、私の好みのタイプは誰もおらん。
そのせいであんまり乗り切れませんでしたが、面白くないことはありません。
でもこれは実写よりアニメのほうがいいように思います。