かねてからダンナにリクエストしていたのは、
高級レストランでも日本食店でもない、
アメリカではきっと知らない人のいないレストラン、“HOOTERS(フーターズ)”。
巨乳のウェイトレスがウリのお店です。
この“HOOTERS”を私が知ったのは『ビッグ・ダディ』(1999)。
気ままなアルバイト生活を送る独身男ソニーのもとへ、
留守中のルームメイトの息子だという幼い子どもがやってくる。
すぐにでも放り出したいところだが、
自分にだって子育てはできると元カノに見栄を張りたくて、
ソニーは男の子を引き取ることに。
主演のアダム・サンドラーはこの作品でワースト主演男優賞を受賞しました。
しかし、この作品の楽しさはいろいろあります。
例えば、遊びに来た悪友に手料理を振る舞うソニー。
出す料理が何であろうとケチャップをかけようとする悪友に、
「何にでもケチャップをかけて食うな!」と怒鳴る場面が。
ちょうどその頃、初のオハイオ出張から帰国したダンナから
「アメリカ人って、ほんまにケチャップが好きや」と聞いたところで、
おぉぉぉ、ケチャップ好きはホンマや!と感心。
ずいぶん前に観た作品なので詳細は忘れましたが、
登場人物の誰だかの婚約者が“HOOTERS”のウェイトレスで、
賢くはなさそうな女性の代名詞として
「“HOOTERS”のウェイトレス」がくり返し使われており、
こんな失礼な言われ方をするのってどうなのよ、
でも行ってみたいやん!とそれ以来、思い続けていたわけです。
幸い、デイトンにも“HOOTERS”が。
“HOOTERS”のネオンサインを前に心躍る私。
店内に足を踏み入れると、いたって健全な明るい店内。
が、“Hi!”と私たちを笑顔で出迎えてくれるのは、
全員、白のタンクトップにオレンジの超ショートパンツ、
もちろん巨乳のお姉ちゃん。(/^o^)/
都会の“HOOTERS”は美女率が高いが
田舎だと「勘弁してくれ」と言いたくなる場合もあるとの噂。
しかし、みんな可愛い、美しい。脚、長い。爆乳。
私たちのテーブルを担当してくれたのはクリスティン。
「よろしくね」と持ってきてくれた紙ナプキンに
1枚ずつ“Kristyn”と自筆で名前が書いてある。
けなげで泣かせます。チップの国、アメリカよ。
なんで“HOOTERS”のネタだけに
こんなに字数を割いとるんだという気もしますが、まだ次回へ続く。