『WE LOVE BALLS!!』(原題:Manner Wie Wir)
監督:シェリー・ホーマン
出演:マキシミリアン・ブリュックナー,リサ・マリア・ポットホフ,
デヴィッド・ロット,ディエトマー・ベア他
2004年のドイツ映画。日本では劇場未公開でしたが、
ワールドカップにあわせたのか、先週DVD発売。
適当に借りたらかなり楽しめた拾い物。
地元サッカーチームのゴールキーパー、エキー。
ずっとマイナーから脱出できずにいるこのチームは、
今日の試合を決めれば晴れてメジャーに昇格。
ところが、終了間際、ゴール前に飛び出たエキーに
相手チームの選手がぶつかってくる。
その巧みな転び方に、エキーのファウルと見なされる。
PKを決められ、メジャーの夢はおじゃんに。
その夜、町のパブで開かれた慰労会では、
チームメイトのみならず、住民たちがエキーを責める。
いたたまれずに外に出るエキー。
そこにいたチームメイトのひとりと話すうち、衝動的に彼にキスしてしまう。
現場を目撃した他のチームメイトたちは騒然。
エキー自身も自分に潜んでいた思いに驚く。
翌朝、チームのミーティングに出向くと、
「男のスポーツにオカマは要らない」とクビの宣告。
「悔しければゲイのチームを作ってみろ」と言われたエキーは、
「そうする。4週間後に試合だ」と言い残し、町を離れる。
頼れるのはドルトムントに住む姉のスーザンだけ。
エキーは自分がゲイであることを打ち明け、
ここでサッカーのメンバーを集めたいと話す。
呆れながらも協力的なスーザンは、エキーとともにゲイのつどう店をハシゴ。
メンバー募集のチラシを配布する。
エキーは廃墟寸前のグラウンドを見つけ、
練習場として使用を許可してもらえるように頼み込む。
持ち主は往年の名選手カール。
今はクラブハウスで酒を飲む毎日。
さて運命の4週間後はいかに。
保守的な町ではゲイが受け入れられることはなく、
パン屋を営む両親はエキーのせいで閉店すら考えます。
息子をノーマルにしようとストリップバーに連れていく父、
何であろうと自分の息子だと腹を括る母、
カミングアウトしたにもかかわらず、
恋人のイケメン看護師を親に紹介することをためらうエキー。
家庭がほしくて一度は結婚したルドルフは、
まだ幼い息子を試合に招待したくて思い悩む。
それぞれの葛藤がコミカルに、でも細やかに描かれています。
レイザーラモンもかすむ、
レザーに身を包んだハードゲイのオッサンたちの
健気な一面も愛らしく。
監督:シェリー・ホーマン
出演:マキシミリアン・ブリュックナー,リサ・マリア・ポットホフ,
デヴィッド・ロット,ディエトマー・ベア他
2004年のドイツ映画。日本では劇場未公開でしたが、
ワールドカップにあわせたのか、先週DVD発売。
適当に借りたらかなり楽しめた拾い物。
地元サッカーチームのゴールキーパー、エキー。
ずっとマイナーから脱出できずにいるこのチームは、
今日の試合を決めれば晴れてメジャーに昇格。
ところが、終了間際、ゴール前に飛び出たエキーに
相手チームの選手がぶつかってくる。
その巧みな転び方に、エキーのファウルと見なされる。
PKを決められ、メジャーの夢はおじゃんに。
その夜、町のパブで開かれた慰労会では、
チームメイトのみならず、住民たちがエキーを責める。
いたたまれずに外に出るエキー。
そこにいたチームメイトのひとりと話すうち、衝動的に彼にキスしてしまう。
現場を目撃した他のチームメイトたちは騒然。
エキー自身も自分に潜んでいた思いに驚く。
翌朝、チームのミーティングに出向くと、
「男のスポーツにオカマは要らない」とクビの宣告。
「悔しければゲイのチームを作ってみろ」と言われたエキーは、
「そうする。4週間後に試合だ」と言い残し、町を離れる。
頼れるのはドルトムントに住む姉のスーザンだけ。
エキーは自分がゲイであることを打ち明け、
ここでサッカーのメンバーを集めたいと話す。
呆れながらも協力的なスーザンは、エキーとともにゲイのつどう店をハシゴ。
メンバー募集のチラシを配布する。
エキーは廃墟寸前のグラウンドを見つけ、
練習場として使用を許可してもらえるように頼み込む。
持ち主は往年の名選手カール。
今はクラブハウスで酒を飲む毎日。
さて運命の4週間後はいかに。
保守的な町ではゲイが受け入れられることはなく、
パン屋を営む両親はエキーのせいで閉店すら考えます。
息子をノーマルにしようとストリップバーに連れていく父、
何であろうと自分の息子だと腹を括る母、
カミングアウトしたにもかかわらず、
恋人のイケメン看護師を親に紹介することをためらうエキー。
家庭がほしくて一度は結婚したルドルフは、
まだ幼い息子を試合に招待したくて思い悩む。
それぞれの葛藤がコミカルに、でも細やかに描かれています。
レイザーラモンもかすむ、
レザーに身を包んだハードゲイのオッサンたちの
健気な一面も愛らしく。