きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

栗の甘露煮*ふくめ煮

2020-10-28 | 甘いもの
ひさしぶりに、ちょっとだけ煮てみた

茨城産の栗

もう後半の栗だから、灰汁が強く実もしまってる
なのでいつもより下処理をしたけど、やっぱ黒ずんでしまった

でも味は最高に美味しいし、口の中でスル~ッと崩れるくらいしっとりと煮あがる

甘露煮をきれいに煮るには、なるべく早生?っていうのかな
はやい時期に出回るものを使ったほうがいいみたい

灰汁が少ないし、実も柔らかいから

それと種類にもよる、実に渋皮が入ってないのを選びたい
でもスーパーでは表示されてないから、選びようがないし
和菓子屋で使う種類が何だったか、どっかで読んだけど忘れちまった


◆栗は鬼皮をとり、渋皮をなるべく厚く剥く
◆牛乳水に1日ほど晒し灰汁ぬきする(完全には抜けないが~)

◆流水でやさしく洗浄後、酢を入れた水で20~30分ほど茹でる
◆水を取りかえ、さらに20分ほど茹でる

※この下茹で2回は今回のだから、早生なら1回15分くらいでOKだと思う
※茹でるというより湯煎してる感じで、絶対に栗を踊らせない
※酢ははじめて使ってみた、よく分からん




◆冷水に晒し、完全に冷めるまで浸ける

※これは初めてやってみた、冷めずに笊にあげると白くなり色が冴えないとか



◆砂糖水を熱くし栗を入れ、沸騰直前に火を止める
◆そのまま冷ます(蓋はせず、冷めてからする)
◆1日ほど休ませる

※砂糖は一度に加えず、だんだんに濃くする



◆砂糖を追加しながら、熱くなるまで弱火で加熱したら火を止め休ませる
 ・・・・・を気のすむまで繰り返す・・・・・・・・・・



煮あがりの目安は、栗に透明感がでて蜜が黄色くトロリとするまで


1回目の下茹で後に、表面の黒ずみを削り落としとけばよかったな、反省
それでも殆ど割れずにうまく煮えた、味はいつもより薄味、瓶詰より薄味

瓶詰めしたら蜜が足りなかったので、メイプルシロップをなみなみ注いで
ラップして蓋を閉めた、冷めたら冷凍予定.........

お正月に、おせちや茶碗蒸しに使おうと思う

国産の瓶詰を買うと、数粒で千円もするからな
自分で煮た方がずっと美味しいんだし

ことしの栗しごとは、これにて閉店



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



・北海道の栗事情・

この栗は、小林農園でたまたま見つけたから買った
スーパーでは、もうずいぶん前から影も形もない

夏の終わり秋のはじめ?にちょっと見かけたくらいで
あたしの知るかぎり「むき栗」すら並ばない

つまり、北海道は栗をほとんど無視してる
どうやら、相変わらずあまり食べないらしい

栗ごはんは嫌いだって意見が多いし(あたしの知るかぎり)
そればかりか「芋ごはん」「豆ごはん」みたいなのも嫌う人が多い

とりあえず今は、「赤井川村」のを見つけたから満足だけど



生の銀杏もほとんど見ないなぁ、こっちもあんまり食べないらしい

銀杏は昔の缶詰の記憶から、苦くて不味い代名詞みたいになってるし
若い子たちも、生の銀杏を食べる機会が少ないから似たようなものだろう

果物事情も乏しい、スーパーで無花果を探すのは至難の業だし
こちらへきてから「花梨」なんか見たこともない(ついでに白瓜も)

苺は安くなる前に終わってしまうし、桃もウカウカしてると食べそびれる

地域によって食糧事情がちがうのは当たり前だけど
いかに都市圏の食材が「異様」に豊富だったのか
今更ながらに驚く、ちょっと気持ち悪いくらいだった

でも20年ちかくぶりに戻ってきて、ずいぶん北海道も変わったなとは思った
全国の食品が昔より断然ならんでいるし(加工品・乾物・調味料はとくに)

それに海産物も農作物も、捕れる種類がすいぶん変化してる

そのかわりじゃないけど、当たり前だったサンマやシャケが今年は大不漁だ
せっかく鰊が戻ってきたのに、ほかの魚が遠のいてしまう.........悲しい


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白菜漬け

2020-10-28 | もつもの
新鮮な白菜を「すぐに」漬けたから、とっても美味しっ♪

干す→洗浄→水切り→塩漬け→漬け汁を捨てる→本漬け










ストーブ生活に突入している北海道ですが、冬季は衣裳部屋を閉めきって
そこを冷暗所がわりにしている(昼間は窓を細く開けて冷やす)
漬物のほかに、味噌樽や根菜類なんかも置いている


朝は、白い息や蒸気がモウモウとあがる日もあれば(外で)
息もみえない温かい日もあったりと、行きつ戻りつで
紅葉は、日々色が深まっては散ってゆく...........

今日は初雪の平均日らしい、今年はもうすぐ降りそうだ
気づけば遠い山々の頂が、知らないまに白くなっている

こちらへ越してからの冬は(2回)、どうやら初雪がとても遅かったらしいし
積雪量も少なかったみたいだけど、どうも今年は普通どおりのよう(震)

それでも、帯広と旭川の厳冬しか知らなかった身には
道央(札幌)の冬はとても暖かく、過ごしやすい

部屋の中は、関東暮らしよりずっと暖かいし


道東で冷暗所なんかに漬物樽を置いたら、間違いなく凍るだろう(家にもよるが)
厳寒期は、凍らないように冷蔵庫へ避難させるくらいだったからなぁ(昔はだが)

そういや上京した当時、マンションの管理人の爺さんに北海道から来たと言ったら
「北海道は石炭か薪ストーブなの?」と真顔で聞かれ、ムカッとしたのを思い出す
ちっばかにすんなよっドサンコをと、げらげらと「時代遅れ頭」を笑い飛ばしてやった

ちょっと元気なくなった爺ぃをみて、いい年して年寄り虐めてど~すんだと自分を叱る

どうでもいい話だが


今年の冬は、どう過ごそうかな



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高野豆腐のからあげ*おっと弁

2020-10-28 | 大豆加工食品
◆高野豆腐
◆めんつゆ・焼肉のたれ・コショウ
◆片栗粉
◆揚げ油



◆海苔だんだん(鰹節・七味・醤油)
◆ピリピリ茗荷の梅あえ
◆卵焼き
◆ブロッコリーの出汁ゆで
◆焼き鮭(塩鮭・うすくち・酒)
◆高野豆腐のからあげ
◆大葉


・おにぎり弁の日・




梅とたらこ、たらこは凍ったまんま握る

海苔の容器は、船橋の海苔屋さんで見つけたもの
手巻き用だから半切りにしたものしか入らないけど、お気に入り

ちょうしが悪いので社食にして~とお願いしたら、麺類を食べると言う
だけど社食のは盛りが少ないそうで、おにぎりを持たせることに
でも~1個でいいと思うんだけどなぁ~、2個だっていうのさぁ~

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