節分なので?豆料理
うちのは、上野先生の「皿焼きカスレ」を参考にしている
前回のほうが忠実にこしらえている(※
これ)
今回は自己流、ベーコンがたっぷりなのと「虎豆」を使ってみた
◆虎豆(いんげん豆など)
・さっと洗って、一晩ほど水に浸ける
・ぷっくりと膨らんだら、水を取りかえ
◆ベーコン(ぶつ切り)
◆ブーケガルニ
・弱火にかけ「ゆっくり」熱くする
・沸騰したら数分ほど煮て(灰汁をとる)
・蓋をして火を止め、半日ほど放置する
※今回は虎豆だったせいか柔らかくなるまでに時間がかかり、ちょっと煮崩れた
なので、この段階でもう1回くらい同じ作業を繰り返し、蒸らしとけば良かったな
・茹で汁をヒタヒタより多めくらいに減らし(茹で汁は捨てない)
◆大蒜・玉葱・人参(みじん切り)
◆オリーブ油
・しんなり炒め
◆トマト
◆トマトペースト
・炒め合わせ
◆塩コショウ
・煮豆の鍋に入れる
・豆が柔らかくなるまで、静かに煮込む(灰汁をとりながら)
・煮あがりは「ヒタヒタ」
・味をみて、塩コショウで調える
※煮汁が足りなくなったら、先の茹で汁を足しながら煮込む
・オーブン余熱(高温)
◆パプリカチリ(パプリカPとカイエンヌPを混ぜたもの)
・グラタン皿に「カスレ」を盛りつけ
・パプリカチリをふりかける
◆パン粉
◆パルミジャーノ・レッジャーノ
◆オリーブ油
・パン粉をかけ、チーズをおろし、オイルをかける
・高温で20分ほどグリルする
◆パリジャン
◆カルピスバター(無塩)
・カスレと一緒に焼き、縦にカットして供す
◆白ワイン
これの前に、一応「豆まき」もして「煎り大豆」を食べた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おおまかにいえば、実家と同じ道東に属する羅臼にドカドカ雪がふって
道北の、幌加内とか江丹別では氷点下30℃を「とうとう」したまわった
羅臼は上等な昆布が採れるし、幌加内や江丹別は上質な蕎麦が収穫される
江丹別がこの気温ってことは、むかし住んでいた旭山動物園の近くの永山って町も
当然ながら同じような気温になったことだろう、ペンギンは大喜びか?
2月になるとソワソワする、転勤辞令の、引っ越しの季節到来だからだ
ここへ越してきてまだ2年だから、うちは関係ないとは思うんだけど
昨年オットの会社は色々と動きがあったので、油断はできないと憂鬱だ
オットは、関係ない、しばらく船橋に住むことになると思うよ、な~んて言うけれど
申し訳ないが、今までオットの予想など当たった試しはなく、それは呆れるくらい
自分に都合の好いようにしか考えないからで、驚くのは何度ハズレでも改めない
こんな調子だから、アタシはオットの言葉など何も聞いていない
引っ越し、つまりそれは家中の荷物を「ひとりで梱包しひとりで荷ほどき」すること
そして家中の掃除をし洗濯し磨かなければならないこと、それも「たったひとり」でだ
オットは家さがしをはじめ、事務的な手続きと、仕事のことと、自分の私物をマトメルだけ
それでも「大変だった大変だった」と
手はアカギレだらけで血が滲み、激痛で指は曲がらず、筋肉痛と疲労で意識は朦朧
割れるような頭痛で鎮痛剤を噛み砕きながら、食欲もないのに必死で食卓をととのえ
やれやれと、吐き気を我慢しておちゃぶの前に座り込んだアタシを相手に、演説がはじまる
正直「むっかつく」から止めてほしいが、日頃の感謝を込めて、黙って聞いてやっている
アタシが安泰に暮らせるのは、すべておまえさんのお蔭だからなっ
アタシの愛は深い、ふかぁ~いんだぞっ、裏切ると怖いぞ
あ~転勤族にとって春は憂鬱な季節だ、でも料理好きには楽しい季節だ
芽吹きどきは複雑だ