ご近所に咲いていた黄色の糸瓜(へちま)の花。糸瓜はウリ科ヘチマ属の植物です。
西アジア原産で江戸の初期に中国から渡来しました。開花時期は7月から10月。
花の咲いた後になる実が「へちま」です。10月にもなると花と実が同時に見られます。
若い実は食用になり、皮をむいて汁物や煮物に出来るようです。
台湾では小籠包の具として利用しているそうです。
秋に実が完熟しますが、その頃に地上30~50cmのところで蔓を切り、切り口に容器を差し込んでおくとたまる液体が「へちま水」です。
咳どめ、むくみ、利尿の飲み薬として、あせも、ひび、あかぎれ、日焼けの後の手当などの塗り薬として古くは使われていました。
化粧水としても使われます。
「痰一斗 糸瓜の水も 間に合わず」(正岡子規)
また、完熟した実は「へちまタワシ」としてよく使われてきました。
PENTAX K20D + TAMRON 90mm MACRO F2.8 で撮影
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