めいすいの写真日記

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臨海副都心・豊洲地区と東京港横断「水道管用海底トンネル」の見学

2008-04-04 | 見学記
 今日は東京都水道局の工事見学会があるというので、臨海副都心の豊洲地区まで出かけた。新橋から「ゆりかもめ」に乗る。



 このモノレールは、最初はビルの谷間を抜けていく。車内で撮ったので、その影が映ってしまった。



 お台場海浜公園、テレコムセンター、国際展示場前と行った人気スポットを通り過ぎ、 「市場前」という駅に着く。ここはまだ乗り降りする人も少なく閑散としている。この地域一帯は、臨海副都心の一部、江東区豊洲である。



 駅から降りて、あたりを見渡すと「東京砂漠」といっていいような、殺風景な場所である。
 ここには4~5年後、予定では「築地」から生鮮市場が移転してくることになっている。そんなわけで、今は「工事銀座」でもあるが、一体5~10年後にはどのようになっているのだろうか?今の築地市場の中のように賑わい、少なくとも安くて美味しい寿司屋さんが1軒や2軒出来るのではないか。
この写真、後ろに見える吊り橋は、東京港の玄関口「レインボー・ブリッジ」である。中央右に小さい白いテントがあるのが、今日訪れる「水道管用海底トンネル」の現場。水道管はブリッジの下、海底を真っ直ぐに突き抜ける。





 この工事は、水道の幹線(この地域は直径1.8m)を整備し、ネットワーク化することにより、地震など有事の際、一部が破壊されたとしても都民に安定した配水が出来るようにする。また、三郷、金町といった浄水場でろ過した利根川の水を城南・城東地区に配水する際、東部丘陵地帯(標高30~40m)を迂回せずに海側低地帯を送水することにより、年に2~3億円のポンプアップのための電気代が節約できる。という目的があるようだ。



 トンネルは泥水シールド工法によって行われた。竪坑は深さ60m。そこに工事用エレベーターで下りる。



 到達竪坑の上を見ると、ずいぶん下に降りたという気がする。しかし、写真はピンぼけとなってしまった。



 シールドの外形2.8mなので、特に大規模なトンネルと言ったわけではないが、東京港の海底を通ることと、水道管のトンネルということに珍しさがあると思う。
 見学会は、延長2325mのうち、到達竪坑から約250m先まで歩き、引き返した。

 東京都水道局の職員さん、今日は、いろいろ親切に説明していただき有り難うございました。






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