10月から放映されていた朝の連続テレビ小説・・・スカーレットが今日、最終回「炎は消えない」を
迎えました。私は録画を含めて一回も欠かすことなく見ていました。
主人公、川原恵美子(戸田恵梨香)が貧しい家庭の中で、女性でありながらも、自分の才能だけで、
いろいろなハンデを克服し、困難に打ち勝ち、執念を持って目的を達成し、有名な陶芸家になって行く
物語には感銘を覚えます。
しかし、結婚したものの才能がありすぎて離婚せざるをえなくなってしまったり、最愛の長男(武志)が
白血病にかかったりで、心安まる日々がない。
特に、白血病を治すのに必要なドナー制度に、多額の借金してまでも、
その確立に奔走するするという実話があるようだ。現在の白血病克服に大きな貢献をしたという。
この制度の件は物語ではほとんど省略されてしまったようだ。わたしは、もっとその話が出てくると思っていた。
今日の最終回では、息子が26歳を待たずに亡くなってしまった後も、よりよい陶芸作品をと頑張りを見せる姿をみせ、
話は終わることになる。 朝ドラとしては、まずまずの出来であったのではないかと思う。
死期を悟っている長男武志(伊藤健太郎)は、個性豊かな、立派な作品を作り、信楽町の
「みんなの陶芸展」に展示する。
川原恵美子、武志らの仲間は、この物語が始まった場所琵琶湖湖畔を訪れる。
「題名」のスカーレットとは「緋色」。窯の燃え上がる火、燃え上がるような人生を伝えているという。