めいすいの写真日記

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映画ミュージカル「マイ・フェア・レディ」 ・・・オードリー・ヘプバーン主演

2020-07-28 | 映画

 

                                    7月25日土曜  NHKBS4K

 1964年70ミリ・シネマとして製作され、アカデミー作品賞をはじめ8部門を受賞したオードリー・ヘプバーン主演のミュージカル。オリジナル・ネガをデジタル修復した8K版を4K版にして放送されたもの。
「踊り明かそう」など数々の名曲と鮮やかな衣装、様式美にあふれる美術に彩られ、アカデミー作品賞をはじめ8部門に輝く傑作ミュージカル。

【監督】ジョージ・キューカー,
【出演】イライザ・ドゥーリトル・・・オードリー・ヘプバーン
    ヒギンズ教授・・・レックス・ハリソン
    アルフレッド・ドゥーリトル・・・スタンリー・ホロウェイ
    ピカリング大佐・・・ウィルフリッド・ハイド・ホワイト
【原作】バーナード・ショー
【脚本】アラン・ジェイ・ラーナー,
【音楽】アンドレ・プレビン
  時間2時間57分

【あらすじ】
 ロンドンの言語学者 ヒギンズ教授はひょんなことから、下町生まれの粗野で下品な言葉遣い(コックニー英語)の花売り娘イライザをレディに仕立て上げるかどうかをめぐってピカリング大佐と賭けをすることになる。

                     下町生まれの花売り娘イライザ

 そうして自らの理論を実証するため下町の貧しい花売り娘イライザを最高のレディーに変身させようとする。厳しい特訓によって、イライザは社交界の花形となるべく、研鑽を積んで行く・・・。

            「スペインの雨は主に平野に降る」と発音練習

なかなかh音を出すことができないし、【ei】を【ai】といってしまうため、矯正のための詩「スペインの雨」(The Rain in Spain)がなかなか発音できない。

発音練習がどうにかできるようになって、有名な「踊り明かそう」を歌う

 試しに紳士・淑女たちの社交場であるアスコット競馬場に行ってみると、多くの人の中に注目を引く存在となる。
 しかしイライザは話題の中では、安酒「ジン」のことを話したり、観戦中には競馬に興奮し、「行け、ケツに火を付けろ」など野卑な言葉を大声で言ってしまい。周りをヒヤヒヤさせる。そんなイライザに富裕階級のフレディーは恋をしてしまい、「君住む街角で」ぶらつき歩く。

 次に女王陛下主催の王宮の舞踏会に出席することとなる

女王に「愛らしいこと」と見初められ、王子のパートナーとなって踊る・・・。こうしてイライザは社交界の花型になっていくのだが・・・。 

【感想】
 古い映画ではあるが、70mmの迫力は今も健在で、8kリメイク版は細かな詳細部分はとても美しく表現されている。
 オードリー・ヘプバーンの美しさ。「ローマの休日」とはことなるが、愛らしさも見事で感動的だ。
  コベント・ガーデンの劇場前のタクシー乗り場や物売りの雰囲気も良い。ここでの花売り娘役のヘプバーンの演技もエネルギッシュで素晴らしい。

 一方、アスコット競馬場の上流社会の社交場としての雰囲気。
そして、王宮舞踏会の華やかさもみごとである。
 この時代の、言葉だけではなく、華やかな服装など階級社会の様子がよく分かる。

 50数年経った現代でも、鑑賞に耐えるようになっていると思う。デジタル表現ではなく、こつこつと積み上げた背景などの美術は見応え十分だ。



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