川上村には子供の成長を祝い、石搗き唄を唄う伝統行事の千本杵搗きが数多く行われていましたが、数10年前からほとんどが廃れています。
唯一残されている東川(うのかわ)の烏川神社では、早朝に地区の氏子らが社務所に集まり、子供たちが楽しみにしている杵搗きの準備が始められます。
昼頃、先端に奉幣を取り付け、花飾りを着けた杉の棒の杵を持ち寄ります。
この杵棒は、子供の無事成長を祝い、生まれたときに山に入り採っておいたもので、毎年使われ古いものでは孫が生まれたときから使っている50年ものもあります。
「押し上げ押し上げはいつものことじゃ ソリャーいつものことじゃ イョー これが押し上げかソリャーおめでたじゃ オモシロヤ」
「天の川からチョイト臼が来た ソリャーチョイト臼が来た 杵は諸国のソリャー餅を搗く オモシロヤ」
「お伊勢七度び熊野に三度 ソリャー熊野に三度 イョー 愛宕山へはソリャー月参り アリガタヤ」
「そろうたそろうたぜ千本搗きは ソリャー千本搗きは イョー この子の幸せ ソリャーこめてっこ オモシロヤ」
「白山神社の縁起が基で ソリャー縁起が基でイョー 弓の祝いがソリャー続きます オモシロヤ」
「ここは東川 南朝の事跡 イョー 住吉神社にやソリャー小倉宮 おわします」とおめでたい言葉が連なる伊勢音頭が囃し歌が唄われるなか、力を込めて餅を搗いていきます。
地区の人々は餅搗きを終えると、ありがたいお返しの餅を千本杵に取り付けて帰っていきます。
その後、拝殿で氏子衆らが秋祭りの豊穣祭神事を執り行ったあと、集まった人々の楽しみである御供餅撒きが行われます。
(H17.9.19 Kiss Digtal N撮影)
唯一残されている東川(うのかわ)の烏川神社では、早朝に地区の氏子らが社務所に集まり、子供たちが楽しみにしている杵搗きの準備が始められます。
昼頃、先端に奉幣を取り付け、花飾りを着けた杉の棒の杵を持ち寄ります。
この杵棒は、子供の無事成長を祝い、生まれたときに山に入り採っておいたもので、毎年使われ古いものでは孫が生まれたときから使っている50年ものもあります。
「押し上げ押し上げはいつものことじゃ ソリャーいつものことじゃ イョー これが押し上げかソリャーおめでたじゃ オモシロヤ」
「天の川からチョイト臼が来た ソリャーチョイト臼が来た 杵は諸国のソリャー餅を搗く オモシロヤ」
「お伊勢七度び熊野に三度 ソリャー熊野に三度 イョー 愛宕山へはソリャー月参り アリガタヤ」
「そろうたそろうたぜ千本搗きは ソリャー千本搗きは イョー この子の幸せ ソリャーこめてっこ オモシロヤ」
「白山神社の縁起が基で ソリャー縁起が基でイョー 弓の祝いがソリャー続きます オモシロヤ」
「ここは東川 南朝の事跡 イョー 住吉神社にやソリャー小倉宮 おわします」とおめでたい言葉が連なる伊勢音頭が囃し歌が唄われるなか、力を込めて餅を搗いていきます。
地区の人々は餅搗きを終えると、ありがたいお返しの餅を千本杵に取り付けて帰っていきます。
その後、拝殿で氏子衆らが秋祭りの豊穣祭神事を執り行ったあと、集まった人々の楽しみである御供餅撒きが行われます。
(H17.9.19 Kiss Digtal N撮影)