愛されてきた人形を捨てるにはしのびないと供養する人形供養は、毎年3月9日に奈良市菩提山町の正暦寺で行われる。
各地から寄せられた6000体ほどの人形は本堂いっぱいに広がった。
今年で20回目を迎えた人形供養は、住職をはじめ僧侶らがお堂にあがり礼拝、四智梵語、不動讃、般若心経、仏讃などの読経が続く。
雅楽が奉納されるころ参拝者は、次々と焼香して人形と別れを惜しむ。
供養の場は転じて、境内に設えた四方竹のなかで紫燈大護摩が始まる。
人形供養を申し込んだ人の名前が記された木札は次々と火に投げ入れていく。
人形と持ち主の縁と思いを断ちきる火の勢いは、陽炎のようにメラメラと燃え上がる。
(H20. 3. 9 Kiss Digtal N撮影)
各地から寄せられた6000体ほどの人形は本堂いっぱいに広がった。
今年で20回目を迎えた人形供養は、住職をはじめ僧侶らがお堂にあがり礼拝、四智梵語、不動讃、般若心経、仏讃などの読経が続く。
雅楽が奉納されるころ参拝者は、次々と焼香して人形と別れを惜しむ。
供養の場は転じて、境内に設えた四方竹のなかで紫燈大護摩が始まる。
人形供養を申し込んだ人の名前が記された木札は次々と火に投げ入れていく。
人形と持ち主の縁と思いを断ちきる火の勢いは、陽炎のようにメラメラと燃え上がる。
(H20. 3. 9 Kiss Digtal N撮影)